hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

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2006年03月17日(金) 旧暦 [n年日記] [更新:"2006/03/17 20:54:25"]

#1 [pkgsrc] xpdf で MS 由来の PDF 形式を開けようとすると

ttyq6:makoto@st4200 9:21:35/060317(~)> xpdf -v
xpdf version 3.01
Copyright 1996-2005 Glyph & Cog, LLC
のような xpf で、MS で作られた PDF 形式を開けようとすると、次のようになって、 それに相当する部分は何も表示されない。
Error: Couldn't find a font for 'MS-PGothic'
Error: Couldn't find a font for 'MS-Gothic'
Error: Couldn't find a font for 'MS-Mincho'
Error: Couldn't find a font for 'HGPGothicE'
次のようにすると、一応表示するようになる。字が美しいかどうかはまた別の話。
--- /usr/pkg/etc/xpdfrc-orig    2006-01-20 22:37:52.000000000 +0900
+++ /usr/pkg/etc/xpdfrc 2006-03-17 09:17:53.000000000 +0900
@@ -99,5 +99,11 @@
 #displayCIDFontTT      Adobe-Japan1    /usr/..../kochi-mincho.ttf
 displayNamedCIDFontTT Ryumin-Light-Identity-H          /usr/pkg/lib/X11/fonts/TTF/kochi-mincho.ttf
 displayNamedCIDFontTT GothicBBB-Medium-Identity-H      /usr/pkg/lib/X11/fonts/TTF/kochi-gothic.ttf
+## 20060317
+displayNamedCIDFontTT MS-PGothic                       /usr/pkg/lib/X11/fonts/TTF/kochi-gothic.ttf
+displayNamedCIDFontTT MS-Gothic                                /usr/pkg/lib/X11/fonts/TTF/kochi-gothic.ttf
+displayNamedCIDFontTT HGPGothicE                       /usr/pkg/lib/X11/fonts/TTF/kochi-gothic.ttf
+displayNamedCIDFontTT GothicE                          /usr/pkg/lib/X11/fonts/TTF/kochi-gothic.ttf
 
+displayNamedCIDFontTT MS-Mincho                                /usr/pkg/lib/X11/fonts/TTF/kochi-mincho.ttf
 #----- end Japanese support package
ttyq4:makoto@st4200 9:18:50/060317(...share/xpdf)> 
書体の指定に日本語の名前が出て来ることがあるが、その場合には 上の設定を SJIS 集合で書いて おけば何とかなるという話が見つかる(が それは google cache 上のみ)。

kochi-mincho 等の名前があるが、これって元の名前で subst 代替を使っているということかな。


#2 [Network] DNS の設定に options recursion no;

を利用すると、 DNS サーバの設定が正しいかどうかを手軽に調べてくれる。とても便利だ。 以前どなたかに日記のつっこみで教えていただいた気がする。 で、この中に、
"ERROR: One or more of your nameservers reports that it is an open..."
と言われるものがあって、それは良くないから、bind なら
options recursion no;
を設定しなさい、とある。実は、最初に見た時に、この意味が分っていなかった。
recursion 再帰応答
通常、自分の計算機側からは、世の中の全ての DNS 情報が必要だから、 もしそのサーバで解決出来なかったら、上流に聞いて調べることが必要になる。 これが recursion
authoritative 責任範囲
一方、DNS サーバには、当然、自分が責任を持っているドメインがある場合もある。これは誰に聞かれても必ず答える義務がある
で、これらの 「recursion と authoritative の役割を一つの設定でまかなうのは良くない」 という話である。何故かと言うと、
  1. authoritative な機械は、世の中に対して、自分が責任を持つドメインに対して答える
  2. recursive な機械は、聞かれたら何でも最後まで調べて答える
こうなっていると、「世の中の誰に、何を聞かれても答えようとする」 が、それは負荷がかかるし、自分の手元に持っているキャッシュに何か良くないこと が書かれてしまうことも有得る、という訳だ。 そこでこれを解決するには二つの方法があって、一つは機械を分ける。もし分けないなら、 /etc/named.conf の中に次のような形の設定を書いて、recursion で答える相手 を限定しておくようにしなさい
allow-recursion { ADD_LIST_OF_YOUR_IP_RANGES_HERE; }
ということである。

しかし僕の場合、全然関係ないサーバに、自分の管理しているドメインを知っている ? と聞くことがある。もちろん設定の確認とか、伝播の確認のため。そういうのは やってはいけないというか、出来なくなる方向なのかな。




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