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■2000.9.30
週末にというパターンが定着して、本当に午後から降り出した。冬物の衣類を出していたが途中で挫折、夕方まで仮眠する。夜になって少し元気になったが、週末の感覚が希薄だ。図書館が年度末整理で休館しているのが物足りない。野菜不足のせいで料理が今一つ盛り上がりに欠ける。いつも新鮮な野菜ばかり食べているのでこの辺のスーパーでは買う気がしないのだ。明日は雨の中、館山まで買い出しに出かける予定。決まった生活のリズムがあって、それが最低限満たされていないと、どんな贅沢をしても埋め合わせできない。ELPを聴いて一日過ごす。
■2000.9.29
目の前でバスが行ってしまったので、地下鉄を乗り継いで帰るといつもと同じ電車だった。バスと地下鉄と選択の余地が広がって嬉しい。今週はよく仕事をしたと思う。毎日が忙しくないと楽しくない。昼休みも忘れて専念できるような仕事がしたい。あとは人間関係。助けてくれる人がいて、お互いに尊敬できるような間柄でないとだめだ。仕事の成果 を出すには、単独プレーでは続かないから、日頃から仲間を大切にしている。帰って来てから、猫とひとしきり遊んでやった。こちらが相手にされているだけなのかもしれないが、猫が幸福そうに寝そべっているのを見ると、心からほっとする。縞猫はZEPとELPが好き、中音響で聴いていてもスピーカーの前で眠っている。それがパープルやイエスだと、逃げ出すのだ。
■2000.9.28
【フロイトの精神分析入門】が佳境に入って来た。長いことかけて通勤の合間に持ち歩いているが、現代から遥か隔たったところにいる人が書いたとは思えないほど現実性がある。ドイツ国民の将来や、やがて第二次世界大戦へと進む予感が見え隠れする。こんな穿った読み方も、2000年になる今だから分かることで、これを買った当時、1970年頃には何も推論できなかった。 毎日長距離通勤して、月並みな仕事をしているようでも、物事の見方だけは少し身に付いたような気がする。本音と建て前というには乱暴すぎるが、そのひとの感情、生理状態、家族との距離などで同じことがずいぶん違って取られる。学生の頃、どうして自分だけがみんなと違う意見を持つのだろうかと不思議でしかたがなかったが、それは感性の問題だとわかりほっとした。さまざまな人間が思い思いの感情をぶつけたり、隠したりして暮らしている。今週はELPに浸って、workを繰り返し聴いている。
■2000.9.27
水天宮までセミナに出かけ、昼の時間がずれたので玉 ひでのランチに並ぶ。600円というコストパフオーマンスに驚き大満足、帰りにお持ち帰り用の温泉卵を頼んだ。白金高輪から都営と営団地下鉄を乗り継ぎ水天宮に着くと、心なしか速い気がする。新しい電車というのは新鮮でどこに着くのかわからないところがいい。セミナの講師は慣れた様子で解説していたが、海外からの講師に較べるとユーモアセンスに欠ける。説明は分かりやすいが、どきどきしたり、心から笑ったりすることがない。平均的な日本人って真面 目すぎるのだ。今日はたくさん歩いたので気分がよい。歩くことは心にもなにか大切なものを送り込んでくれる。ようやくダブルフェィスの時計の革バンドを付けることができた。明日からはオースチンタイムで暮そう。
■2000.9.26
今日から新しい地下鉄駅が開通 した。会社の近くに白金高輪があって、さっそくここから通 勤して来た人の話を聞く。バスだと時間が読めないが、地下鉄は空いているし、便利そうだ。銀座に出るのも速くなった。あと三日で九月もおしまい。暑いと言っているうちに秋がきている。いまやっている仕事の方も区切りをつけて、新しい企画を始めよう。このくらいになると年末を意識するから不思議だ。十月は人と会うことが多くて、週末が全部埋まっている。せめて家の中で過ごす時間はゆったりとしたい。バナナケーキを焼く。
■2000.9.25
最近バス友だちができて、席を詰めてくれたり、おしゃべりしたりしている。慶応幼稚舎に通 う三年生と、もう一人は60歳過ぎのどちらもボーイフレンド。名前も知らないのに、家族の話や仕事のことを何気なく教えてくれる。朝早く決まった時間にバスに乗っているので、常連になってしまったらしい。明け方、涼しくて気持ちがよかった。今日から秋の服装でおしゃれしてきた人がいたが、季節を少しだけ先取りすると素敵だ。わたしも負けずにカラーストッキングと靴の色を揃えて、出かけよう。暑さや寒さの中で、季節を感じながら暮らしているのは日本人の特権。赤道付近の国々では、いつも季節が同じで物足りない。風が吹いてほっとしたり、凍えたり、毎年のことだが、彼岸が終わると夏ともいよいよお別 れ。今日もタルカスで夜を過ごす。
■2000.9.24
午前五時半に猫に起こされる。外はひどい雨、お墓参りに出かけられるだろうかと危ぶむ。ミルクコーヒーとメロンパンを食べながら、外を見ると普通 の雨になっていた。八街、小堤、泉平和霊園、千葉寺と4箇所も回り、十時過ぎに帰って来た。不思議とお墓参りしている間は雨が止む。これも御先祖さまの御利益だろうか。早起きしたおかげで、夜八時にはもう家事もすっかり片付いて、昨日の余韻でタルカスを聴いている。風が涼しい。秋のはじまりは突然やってくる。朝晩のひんやりとした空気に、八百屋の店先に少しづつ忍び寄り、暖かいミルクティーが美味しく感じられる。これが冬になると熱いココアに変わる。そんな季節の変わり目が好き。猫たちはいつも同じ衣装で可笑しい。ただ、寝そべっている場所は微妙に変わるので、彼らも季節の移り変わりを体現しているようだ。
■2000.9.23
午前11時半に原宿に集合。キースの演奏は4時からだと知り、ボードの仲間とひとまず食事に出かける。70年代の話に思わずうなづき、共感の嵐。当時、音楽との出会いは外国旅行をしているような気分だった。いまはなんと手軽に音楽が楽しめることか。3時前には会場に入り、いよいよキースの出番だ。Ho Downと新曲kagon Array (occasionallyに掛けてある)を弾いた後、Korg社と自分とのかかわり、Niceにいたときからシンセサイザに興味を持っていたが、それはレコーディングスタジオに置かれる巨大な物体で、電子工学の博士号や修士号がないと使いこなせないほどの代物だった。その後いくつかの変遷があって、Korg社と出会い、自分も意見を出しながら改良してもらった。二十年に渡る付き合いでまるでファミリのようだと語った。生っ粋のイギリス英語なので分かりやすい。東芝EMIと契約してピアノコンチェルトを来年レコーディングする、また、タルカスのソロとクラシック版も出すとのこと。元気な様子が分かって嬉しかった。欲をいえば、隣にグレックがいて歌ってほしかったと思う。
■2000.9.22
午後、資料の片づけ。マスタファイルを一冊づつ照合して整理する。たまにはこんな力仕事もいい。千葉駅で一度降りてパン屋さんに立ち寄った。一週間よく働いて迎える金曜日。excite が提供する翻訳サービスが面白くて、真由美の音楽修行を英語版に変換してみる。このままでは、意味不明の箇所が幾つかあるが、手を入れれば英語ページも提供できるかもしれない。ELPのライブを聴きながら、明日のライブを思う。本当にキースは来るのかしら。
■2000.9.21
無理はしないで早めに帰宅。おかげでゆっくりと図書館に行けた。【心中天の網島・廣末 保著作集】、【新編日本古典文学全集・井原西鶴集4】、【増改築住宅設計モデル・新日本法規】の三冊を借りてくる。どれも新刊なのが嬉しい。通 勤のお供に本を読むようになって、一月に六冊は読んでいるが、なぜかテーマが関連することがあって理解が深まる。活字中毒なのでテレビはなくとも平気だが、本が読めないのは辛い。お風呂から出てゆっくりしていても、まだ眠るには時間がある。ELPを聴きながらキースの来日を思う。高校生の頃にくらべれば、いまはずっと自立しているし、自由も多い。会社に所属していも拘束はされない。自由な発想と時間の過ごし方がいちばんの贅沢とでもいおうか。
■2000.9.20
歯痛のため早退して歯医者さんに向かう。集中して考えられないし、横になって少し休むがまだ痛い。元気をつけるために、冷凍してある白焼きを蒸して、オーブントースターで焼いてうな重を作る。久しぶりに昼間外に出たが、まだまだ日射しが強い。それが夕方になると、風が出てきて涼しく感じられるから不思議だ。季節は徐々に秋になっているらしい。サッカーの試合を家族で見たが、あれが実力だろう。的確にゴールを決めるというのは、運もあるが日頃の練習の成果 が大きいのではないか。
■2000.9.19
部下がいなくなったのに、昔と同じように成果がでると考えている人がいる。本当はその人の実力ではなく、部下がお膳立てして、実行したのにひとりでもやれると錯覚しているのだ。仕事だとこういう人たちとも付き合わなければいけない。信頼できる筋から情報を仕入れて、予め理論武装する。知らないということは許されないから、関係者が集まって、最悪ケースを想定して仕事の分担をする。ときにはアメリカの上司も巻き込んで、役職でいくなら、こちらもそれ以上の偉い人に判断を仰ぐ。社内ネットワークの力は大きい。日頃の何気ない立ち話が明日を決める。こんな夜はELPを聴きながら、カルピスリンゴゼリーを食す。
■2000.9.18
品川の雑踏をかき分け、会社に急ぐ。四日間の休暇の後は仕事が待っている。お煎餅を齧りながら、契約書をチェックし、知的財産部とレビューする。昼休みの話題は、さすがにオリンピックネタだった。帰って来てから、ELP関連のwebでこんな案内を見かける。9/23に原宿にキースが来るということらしいが、詳しいことはわからない。 本当ならば嬉しいが、半分くらいの確率で期待しよう。今週は、宿題がたくさんあって、忙しくなりそうだ。
■2000.9.17
体育祭に出る子どものためにお弁当を用意する。 小雨の中、学校に出かけて行った。こちらは館山に向かう。 一月に必ず二回は訪れ、新鮮な海の幸を調達することになっているのだ。台風が近づいていることもあり、道は空いていた。ところどころ晴れ間もあって、霧雨が光に反射してマウイのような虹が見える。ここでこんな大きな虹を見たのは初めてだ。途中の景色も標高二千メートルクラスの山あいを進んでいるような、雲や水煙や、木々の様子が見事だ。海の方には行かなかった。いつもの鰻屋さんで骨も貰ったので、さっそく骨せんべいを作ってみる。オーブントースターで焼くだけなのだが、新鮮だし、薄味なので、あっという間に売り切れてしまった。ELPを聴きながら、洗濯をして、ゆっくりする。また、明日からは忙しい毎日が始まるのだが、悲愴感はない。オシャレして会社に行くというのも、なかなか素敵だ。
■2000.9.16
早起きして、洗濯をすませ、午前中に図書館に出かけた。【チベットから来た男 クライド・B・クレイスン】、【阿部謹也著作集・筑摩書房】、【ヴィラ・ラ・バゲット フィリップ・ヴィロン著】と三冊借りてくる。昼食を早々に済ませ、部屋に籠って本を読み始めた。チベットのことはあまり知らないが、仏教に出てくる菩薩や如来のことはよく知っているので、仏像たちに囲まれて、思わず頭を垂れたメトロポリタン美術館を思い出す。夕方から曇ったものの雨は降らない。ベランダの椅子に腰掛けて風に当たりながら、本をめくる。涼しい一日だった。テレビを消しての夕食は、話しがはずむ。オリンピックは騒々しいから敬遠している。秋の夜は長いので、本の続きを読み始めてもなかなか時間が過ぎていかない。
■2000.9.15
気紛れな天気につきあって、 三階の部屋で一日過ごす。ELPを聴きながら夏物を少し片付け、クッションのカバーを作り、居間に新しい絵を掛けた。まるで夏休みのような暑さだ。外は風があるのに、じわっと汗が出てくる。こんな日はイタリアンが食べたくなって、生ハム入りのスパゲティとオクラ・コーンサラダを夕食にする。生ビールが苦くて美味しい。どこにもでかけず、昼寝もせずに片づけものをしていたなんて、自分でも信じられない。おかげで本が一冊読み終わった。夜の七時にはすることがなくなって、物語の続きを書く。極上の休日だった。
■2000.9.14
家の一年点検で関係者が集まった。久しぶりに懐かしい顔ぶれに会い、一年なんて早いものだと実感する。夜は、サッカーの予選を見ながら、日本チームを応援した。冷蔵庫の掃除もしたし、きれいに片付いた部屋は気持ちがよい。今日も猫が遊びに来て眠っている。外は虫の音が聞こえ、十分に秋なのに、まだまだ暑い。夏物の整理をしたいのだが、そんな気分にもなれない。展覧会の絵をLPで聴く。この臨場感がたまらない。秋の夜は、とりとめもなく過ぎていくようだ。
■2000.9.13
頼んであったCD-ROMが二種届いた。といっても、こちらは仕事の話。中身を確認して案内状を差し込み、配布する。情報は水の流れに似ていて、高い方から流れるのは道理。情報が集まり出すと、加速度的に忙しくなる。何も知らなければ、余生を送れるのにと思いつつ、好きな仕事を始めた。電車の中で睡眠を貪り、帰ってからZEPを聴くのが日課になっている。しま猫もこれが大好きでスピーカーの前で気持ちよさそうに眠っている。世の中に、ZEPをふんだんに聴ける猫も少ないだろう。 明日から四連休、家の中を片付けよう。
■2000.9.12
待っていては何も始まらないので、社内を歩いて情報を集める。半日で今月の仕事を受注して来た。あとはどう表現するかだ。不思議なもので、忙しくなると急に大切な仕事を思い出す。そこに達しないと必然性がないから普段は忘れているのだ。忙しい方がいいのか、平常心がいいのか、第三四半期まであと三週間。予算があるうち仕事を完成させよう。帰り道、品川で時間があったので、ポンパドールに寄って焼き立てのパンを求める。名古屋地方で水害が発生。こちらは蒸し暑いのを除けばまずまずの天気だというのに、向こうは大変。知り合いの事務所も水に浸かってしまったらしい。
■2000.9.11
ラジオでZEPの来日を伝えていたが、美しくないジミー・ページに会うのはどうかと躊躇する。一般 受付は9/15にもあるが、たぶん行かないだろう。チケットが60 USD以上するのも信じられない。ZEP の DVD が発売されたらすぐに買うのだが、こちらは興味がある。台風の合間に傘なしで会社を往復した。月曜日はなぜか電車が混んでいる。通 勤のお供に一冊本を持ち、おかげでよく眠れた。久しぶりにチーズケーキを作る。ヨーロッパの家庭では毎週ケーキを焼く。そこまではいかないが、自家製のおやつというのは魅力的だ。 すでに余生を送っている感あり。
■2000.9.10
また夏のように暑い一日だった。西船橋の知人宅にMacを持ってインターネット接続に出かけた。ISDNさえ引けば、快適なインターネット接続環境が作れる時代である。もっと多くの地区に拡大してほしい。日曜日の昼下がり、どこも駐車場はあふれていて、見ているだけで疲れる。午睡をしたら夕方になっていた。液晶TVが普及して、家庭に入るようになれば、部屋の使い方もまた変わるだろう。電器店をはしごして、でも、欲しいものが見つからない。
■2000.9.9
昨日から井戸水が使えなくなった。亡き祖母がお茶好きでわざわざ掘った井戸で、夏は冷たい水を頼もしく使っていた。八街にある親戚 の器具店に連絡して、何度か来てもらい、調べてもらう。結局、ポンプの圧力スイッチが故障して、水が吸い上げられなかったと分かり、水が出るようになった。水道水はあるものの、井戸水はおいしい。コーヒーを入れたり、料理に使ったりと便利にしていたので、断水にあった気分だった。慌てて災害用に六甲のおいしい水を1箱買って来て、納戸に入れる。昼頃、木更津高倉まで野菜の調達に出かけた。高速道路を使って一週間分の野菜を買い求めるが、途中の景色がなごやかで緑が多く、みじかい旅をしているような楽しさがある。夕方、図書館に行って三冊借りて来た。【女の身体、男の視線、ジャン=クロード・コマン】、【愛をさがして、フランソワーズ・サガン】、【原典落語集・国書刊行会】 。
■2000.9.8
五時まえに会社を抜け出し、いそいそと家に向かう。金曜日は開放感にあふれているが、人混みの中をかき分けて帰るのは苦手だ。10分早く帰ると、30分早く着く不思議さ。電車の中でぐっすりと眠り込んでしまった。夕食後、近くのスーパーへ食材の買い出しに出かける。この夏は暑かったが、食事はきちんと取ったので、病気知らずだった。新鮮な野菜を豊富に使えるのがよかったのだと思う。金曜の夜は、あちこちのサイトをのぞいてゆっくり過ごそう。webはTVと違って能動的だから、自分で発見することがたくさんある。
■2000.9.7
午前中に会議がひとつ、午後は板橋区常盤台まで出かけた。作家の柴田翔が23年近く、このあたりに住んでいたことを知って驚く。恵比寿から埼京線に初めて乗った。恵比寿、新宿、池袋と快速は頼もしい。資料倉庫で技術資料のマスタファイルをチェックしたが、三時間で半導体の三十年を遡る旅をした。超高速のマイクロプロセッサからトランジスタに至るまで、古い資料を見ていると、いくつかの仕事が甦ってくる。あの頃の仲間は、どうしているだろう。雨が降ったり止んだりして、蒸し暑い。今日も猫がベットで待っていた。猫的には十分涼しいということか。
■2000.9.6
朝は雨、帰りも道が濡れていた。涼しさも今日一日らしい。一年前は引越し準備で、毎日段ボールに箱詰めしていた。一年の立つのが驚くくらい早い。そして何も変わらない自分にまた呆れている。歳は取りたくないが、内面 の充実というのは必要だと思う。通勤のお供に本を携えて暮らしているが、会社の近くに図書館を発見。ずっと昔、麻布十番の近くまで寄り道して、本を借りたことを思い出した。地下鉄が開通 したら、一ノ橋から帰るのも楽しいだろう。ますます都心回帰が進む。
■2000.9.5
TFTで開かれているセミナに出かけた。浜松町から虹1のバスに乗ってレインボーブリッジを渡ると、海が見えて景色が回転し、観光旅行をしている気分になる。この辺りに東京の新しいショッピングゾーンが広がっているが、まだ一度も出かけたことがない。TFTはビックサイトよりもオシャレな感じだ。セミナルームについている休憩室が広くてすてき。夜、ピアノの先生のためにレモンケーキを焼く。冷蔵庫に備蓄していた材料がお菓子に変身するのはわくわくする。
■2000.9.4
ひんやりと涼しい。一度に秋が来た感じだ。月曜日の憂鬱はないが、夜、お菓子づくりをすることにきめている。オレンジケーキがおいしそうなので自己流レシピで挑戦。ケーキを作るのは、結果 がすぐでて、その過程が楽しいから。混ざり物なしの上質なお菓子を食べていると、ケーキ屋さんにいくのを忘れる。週中はZEPのリズムが合う。今夜は何を聴こうか。涼しくなったせいか、猫が遊びに来てベットの上で眠っている。見ていると心がなごむようだ。
■2000.9.3
日帰りで館山まで遊びに行く。高速道路のおかげで日帰りの旅もまた楽しい。新鮮な魚と野菜をたっぷり求めて戻って来た。夏の終わりのセール品のTシャツなど買う時間もあった。女の愉しみの一つは新しいものを身に付けること。新調した洋服をきて、さりげなく出かけるのは心地よい緊張がある。たとえTシャツ一枚でも嬉しいのだ。夕食のとき、新しいワインを開ける。一度には飲みきれないので、三日間くらい味わうことができるだろう。コアントローを使ったケーキを作りたかったが、時間がないのでパッションゼリーに変更する。
■2000.9.2
九月になったので、猫二匹を洗う。お湯に浸かっているときは気持ちよさそうにしているので、毎週洗ってもいいかなと思うが、乾かすのが大変。ELPのライブ (ELP In Concert On The King Biscuit Flower Hour) を聴きながら、洗濯をする。朝から機嫌よく家事をしているも、午後お出かけするから。週末にひとり銀座に遊びに行ける日が来るなんて想像もしなかった。館山にがなくなると都心に回帰する。銀座はいつも発見がある。歌舞伎座のすぐ近くに岩手県の直営店を発見。ごまずり団子もここで買える。木村屋でヨーロッパパンを各種求めて来た。朝食が楽しみ。
■2000.9.1
公共料金の銀行引落しの申込みや、住宅公庫の入金などで銀行回りをする。銀行には大勢の行員がいるのにこちらの依頼事項はなかなか終わらない。3つの銀行を行き来して、一時間以上も掛かってしまった。近くの輸入食料品を扱う店に立ち寄り、紅茶とパスタと缶 詰めを少々求め、アンチョビのスパゲティを作る。ほとんどワイン100%の自家製ゼリーを食べてほろ酔い気分で図書館に出かけた。【伊勢と源氏 物語本文の受容・臨川書店】、【メリュジーヌ物語・クードレッド作】を借りてくる。最近の傾向として前回借りた本に影響されることが多い。休日は、仕事とは全然関係ないことをして気分転換する。夜、ワイト島のELPを見ていたら、何度見たら気が済むのと呆れられた。

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