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NetBSD 解説

Last Update: "2008/08/10 12:14:43 makoto"

設定

ネットワークの設定には自動と手動があります。通常の PC/OS つまり Windows とか Mac OS 等では DHCP による自動の設定が多く使われます。

自動

DHCP サーバが利用出来る場合には、自動の設定が大変便利です。 その場で有効にするには次のような操作を行ないます。
# dhclient if0
ここで if0 はネットワーク・インターフェイスの名前で、通常は ne0 とか wi0 とか ral0 等が入ります。 また起動時に自動的に有効にさせるには /etc/rc.conf に次のように書いておきます。
dhclient=YES
もし一つの機械に二つ以上のインター・フェイスが付いている場合に、 単に dhclient=YES だけの設定だと、 dhclient はその全てで DHCP サーバを探そうとします。それを避ける時には
dhclient_flags="tlp0"
のような行を追加しておきます。

手動

hostname
手動で設定する場合には、hostname を設定するのが普通です。 自分で設定した DNS に既に登録してあるものなら、その名前を /etc/myname に書きます。 あるいは /etc/rc.conf に myname="hogehoge" のように書きます。 DNS に設定していなくても、自己満足的に設定することは当然可能です。 自己満足的とは、自分で名乗っていても、他からはその名前で呼出すことは出来ない、 というような意味です。sshd で入るとか、サーバとして機能する時に名前で呼出せない だけで、IP address を使えばネットワークも機能する訳ですから、それでも構わないかどう かは、利用する人次第です。
network
IP address で通信するネットワークを手動で設定する時には、まず 次の二つが必要です。
出口(インタフェース) 自分の機械の IP address を設定します
経路(default gateway) 自分の機械から外に出た時に、 どこに向っていけばいいのかを設定します

host 名とネットワークの設定は /etc/rc.conf に書く方法と、 /etc/myname, /etc/mygate に書く方法があります。 ネットワークを使って設置した場合、 つまり sysinst の中で ftp や NFS を使った場合には、 sysinst が /etc/rc.conf に 次のように設定してくれるはずですが、これを手で作成・変更する ことも可能です。

/etc/rc.conf:

myname="myhost"
mygate="192.168.1.1"
あるいは次の譜に設定します。
/etc/myname hostname を設定名前を書きます
/etc/mygatedefault router を設定IP address を書きます
/etc/ifconfig.tlp0ネットワーク・インタフェースを設定 man ifconfig.if 参照
設定を変更した場合には
sudo /etc/rc.d/network restart
とすると変更した内容が有効になります。
設定例
/etc/myname
myhost
/etc/mygate
192.168.1.1
/etc/ifconfig.rtk0
inet 192.168.60.100 netmask 255.255.255.0 up media autoselect
/etc/hosts
::1                     localhost
127.0.0.1               localhost
#
# RFC 1918 specifies that these networks are "internal".
# 10.0.0.0      10.255.255.255
# 172.16.0.0    172.31.255.255
# 192.168.0.0   192.168.255.255
192.168.1.100   myhost myhost.mydomain
old pkgsrc

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1.66 2008/03/08