観 察 日 記
.
October
霜降月。神はまた帰り、階の竜の目の閉じられた。

⇒2004年10月分を読む⇒観察日記indexに戻る
.

2004年11月1日(月)晴れ

 大学祭初日。
 今年は月〜木とあって金曜日は創立記念日という名の振替休日なので。
 前後の土日を足したりなんかすると

 びば9連休。

 「ていうか平日にやるんだね」
 という他大学の友人の不思議そうな目は見なかったことにする。

 はりきって絵を2枚出したところ、
 1年生が頑張ったので作品がいっぱいあって
 置き場がない! という嬉しい悲鳴が聞こえたので
 飾られなかった1枚をひっそり持ち帰ってきたのは内緒だ。

2004年11月2日(火)晴れ

 大学祭のほうは後輩たちに任せといて大丈夫そうだったので、
 いざ鎌倉。(合言葉)
 もとい、教習所へゴー。

2004年11月3日(水)晴れ

 戦友んとこのお祭りに。
 神輿はでるが山車を見るのは久しぶりなので、乗りたいなーとか騒いでたのが一匹。
 お前には無理だ、ときっぱり。(脚韻)

 教習所の予約がいっぱいでとれないなあと思ってたら、そうか休日か!
 と、連休5日めだかの駄天使は思った。
 でも何やらキャンセルが相次いだので翌日の予約を確保。
 いざみきわめ。




 夜はOB会に出席。
 OB会なのでどうも諸費用はOB持ちらしく、現役組はオゴリだっとか。
 先輩方ありがとうー。
 例のごとく(?)、しっかり営業もして今回の商品を売りまくり。

営業「ここで釣はいらねえ、とか言っちゃったりするとかっこいいです」
先輩A「お、かっこいいねえ!」
お客「わかったよ……釣はいらねえ!!(やけ)」
先輩B「よ、太っ腹!」
営業「太っ腹!!
お客「……誰の腹が太いって!?」(※御本人さまは大柄な女性である)

 楽しいひとときを有難うでした。
 1.5割増のお買い上げ有難うでした。
 でもきっと来年は買う側なんだろうな、とちょっぴり思ったり。

 今6年生の先輩がまだしばらくいるみたいなので、
 来年はもしかしなくても飛尽OBで先輩現役!?
 とりあえず単位50コくらい売っておこう。(悪魔の取引き)

2004年11月4日(木)晴れ

 朝、無事にみきわめを終わらせ。
 昼頃、友人とこの演劇サークルに後輩さそって見に行き、
 さて、昨日は休日でさぞかし盛況であったろう、と、
 様子を見に、足をのばしてみる。

 売れ残りまくり。

 どうもみんなあまり「売る」ことに感心がないみたいで、
 通りすがりの人を展示に引込むとこから教えてみたり。
 なんだ来年も飛尽営業しないといけないんじゃないか!?
(初日にだいぶ営業してたのが一匹。)
 だいじょぶかみんな!!
 4ねんせいは来年いないんだぞ!!

「先輩、来年も是非。」

 似顔絵には顔出すけどね、と思いつつも来年も(有給とって)営業しに来てそうで怖い。




 夜は打ち上げに出席。
 総勢15名ほどで呑んだり騒いだり歌ったり。
 2次会はみんなオール覚悟というので、ええい最後だし、と初オール。
 1年生ズの可愛らしい寝顔を拝んだとか。
 というか女性部員(1年)が隣席の男性部員(1年)に眠りながら寄り掛かってしまい、その仕種があまりにいい感じだったので隣の男をなだめすかして皆して写真撮影
 やあオールって楽しいな。(きらり)

2004年11月5日(金)晴れ

 創立記念日という名の以下略。
 9連休7日め。
 そろそろ来週のこと考えないと(ゼミとか)と思いながらものまったり過ごす。

2004年11月6日(土)曇り

 いざ卒業検定。
 仮免の検定のときに一回ミスって失格になってるわけだが、
 そのときの先生にまた当ったりして
 先行き不安。
 本番に強いがプレッシャーには弱いのだ。

 気負うな気負うなと言い聞かせての検定。
 3番目だったので前の人終わるまで1時間ばかり待つ間にいろいろ復讐。ちがう復習。
 縦列駐車と方向変換はどちらか一方だけ行うという。
 方向変換が苦手な飛尽。(練習んとき結局一回では出られなかった。)
 今日は、縦列だ。
 それだけで気の持ちようがちがう。

 一回失敗した先生とあっては緊張の度合いもちがうわけで。
 曲がるときひたすら3速でエンストすれすれ。
 でも大きなミスもなく教習所に帰ってくる。
 縦列は得意なので、いつものように、入って出る。

 記念に免許証入れと若葉マークをいただいて、
 無事卒業と相成った。 

2004年11月23日(火)晴れ

 観察日記はそのうち、観察 随 筆 と名称を変える予定。(勝手に次回予告。)
 

 12日頃、めでたく免許皆伝と相成り(間違い)、
 その翌日、家のマニュアル車にて若葉デビューを果たす。
 なにしろ4WDなので操縦するのに精一杯でウィンカー出さずに曲がろうとしたりと危険がいっぱい。
 でもちゃんと4速まで出してました。</ご報告>

 21日頃、プチ同窓会。
 とある御仁がサイトを作るかも、というので、じゃあ何が必要か、てな話に。
 ごあんない と イラスト があればいいでしょう、日記は別にいらないヨ。てな話から
「『日』記じゃないのに日記て書いてあるとこはなんか嫌だよね」
「日付けが何ヶ月前も前だったりね!」(ぎゃー更新してないです、という声が)

「日本人て日記を書くのも読むのも大好きだよね」
「枕草子の時代からね」
「…?」
「ほら、随筆」
「そう、日記って言葉が西洋だよね」
「ダイアリー(=日々)だもんね」
「じゃあ、『随筆』で!」
「ローマ字で Z U I H I T S U !」

 日本のサイトを見てる外国人さん(英語圏)の中には オエカキ(oekaki)を知ってる人もいるわけで、
 ならばズイヒツも流行らせようぜ!
 電車の中で揺られながら「 随 筆 同 盟 」発足。(大嘘

 そのままプチ同窓会<夜の部>に出席。
 4年ぶりな人とかいるのにお変わりないようで嬉しい。
 ていうか初対面もいっぱい。
 いつになくはしゃぎすぎたかも、と、後になって悔やんでたもようです。</ご報告とお詫び>

 22日はプチ反省会。
 戦友は相変わらず気の置けない一言をくれる。
 ちょっぴり浮上と感謝。

 で、本日は家の白いの(メス猫)の14さいの誕生日でありましたとさ。
 一番下の従弟よりもお姉さんという事実にびっくりするこの頃。
 ちなみに人間検定6級を持つ化け猫である。(褒め言葉)

 めざせ20さい。(合い言葉)

2004年11月24日(水)晴れ

 なにしろ広い学校だったので、
 友人の友人ともなると顔知ってても名前知らなかったり、
 友人の友人の更に友人ともなると顔さえわからない。
 先日のプチ同窓会で(飛尽にとっては)初対面いっぱいで、やっと、ああこの人があの人だったか! を数回。
(つくり手の集いでもあったのでPNは知っていた。)
 で、とりあえずリンク繋げとこう! が合言葉だったみたいで、
 ここ数日友人サイトのリンク集が賑やかだ。
 というわけで、前から作るか作るまいか悩んでたオフライン知り合いリンクを作成。
 どこに入れるか悩んでた先輩のサイトとかにも張れたのですっきり。
(リンク有難うございます/私信)
 ほんとはもう少しいるわけだが、まあそれはリンク先のサイトのリンク集から辿れるから直接のお知り合いだけでいいか、というオハナシ。

2004年11月25日(木)月見

 それにしても暖冬だ。
 もうすぐ元に戻るらしいが、この気候はなんなんだ。




 思い出したかのように課題やるために学校の図書館まで出向いてみたり、読み方を調べれば一発だったのに、それがわからなくてすごい探しまくってたり。

 稲 若水。

 「いな」か「いね」だろうと50音順に並んだ人名事典をかたっぱしから漁るも見つからず。
 奥の手Google様にお伺い立てたところ、

 とう じゃくすい

 だったりしてそりゃあみつからないさ!
 ちなみに別名が「稲生若水」(いのう じゃくすい)。
 「いの」の項目は(すぐ後にあるのは見えたけど)見て無かったさ!

 …まあそんなこんなで、図書館とか本屋さんてやつにとっては幸せ空間だよな、というオハナシ。

2004年11月26日(金)スゴ風。

 世界地図に唯一載る日本人名、それが間宮海峡。
 林蔵さん御苦労さん。(脚韻)
 ロシアはそれを正式には認めてなくて、ロシア的にはそこはネヴェリスコイ海峡なんだとか、日本地図持ち出して追放命令喰らったシーボルトの著書『ニッポン』からの引用で欧州ではその名が定着(?)したのだとか、ギリヤークの「(船で)渡れる」て仕種を「歩いて渡れる(=陸地である)」とラテルーズが勘違いしたんだとか、なんかいろいろ聞こえてくるのは

 NHK第2のロシア語講座
(朝8:50〜9:10/再放送16:40〜17:00)。

 すっげえ楽しい。by 似非ツングースかぶれ

 週前半の入門編はともかく、後半(金・土)の応用編はユーラシア専攻なら聞いておいて損は無いっぽい。
 ただまあちょっと講師の方の独自解釈がたまに入るので注意は必要。
 読んでるのはチェーホフの『サハリン島』。
 もちろんロシア語の勉強のために使われる題材に過ぎないのだが、聞こえてくる文法説明そっちのけに、補足状況説明ばかりひたすらメモるのが一匹。
 だいたい「サハリン」という名称もツングース語の「黒い」とか言う単語に由来するんだとか。(絶壁の名前だったのに、半島全体の名前ととられた模様。)
 1883年年、シュレンク著『アムール地方の異民族のなんとか』(聞き漏らし)とかなんか聞き覚えが! ないか!>戦友

 で、沈没した船から地図が出て来て大目玉くらったシーボルトの所業だが、独文の友人の言によれば船の沈没じゃなく告げ口によってばれたっていう説があるらしい。

 お前なのか、ブルータス!(長生きし過ぎです)

2004年11月27日(土)あったか

 旧友A殿とお出かけ。
 旧友Sも誘ったものの都合が悪かったっぽいので久しぶりに二人で出陣。
 午前中割引があるという噂を頼りに向かった先はボーリング。
 なんか久しぶりだ。
 しかも人がたくさんいた。休日&割引が効くからか。
 周囲の空気をセピア色にしたらばっちりそうな一昔前な服装&髪型のお母さんが投げていらっしゃったり、
 高齢者番付(受付に貼ってあった89歳とか見えた)に載ってそうなおじいちゃんがとてとてとてえいっと転がされていらっしゃったり、
 大声&おおはしゃぎな若者(君、それは若さだよ!)がいたり、
 井戸端会議同盟の会員らしきおばさま方がものすごいスコアをたたき出していたり、
 見てて飽きない楽しい。

 何のシーズンなのかわからないが、割引のおかげで普段の3回分が今日は5回分になる。
 なので5ゲームめいっぱい、二人で1時間半、下手の横好きを自覚しつつもやたら投げまくって大いに楽んだ模様。
 慣れてきたのか3回めあたりが二人とも好成績で、疲れてきたのか4回目にがくんと落ちる。

バブルがはじけた感じだね!!
不景気になっちゃったよ頑張らないとだよ!!

 5回目でまたちょっと景気は上向きに転じた模様。

 本屋さんとか雑貨屋さんとか服屋さんとかをぶらりぶらりと巡る。
 以前お台場だったかで見かけたハリネズミのぬいぐるみ(命名:ロドリゲスなんとかアレクサンドロス/通称とげ)が、いた。
 トゲ部分がやたらさわり心地のいいなめらかすべらかな生地で、旧友Aにもその幸せ心地を味わっていただく。
 ほんとは旧友Aは捜し物(ちがう)探し物があったみたいだが、結局見つからず終い。
 で、一緒に物色してたらそこここでここ最近欲しいと思ってたものが全部手に入ってほくほくなのが一匹。
 ロードス新刊出てましたよ!>旧友S </私信>
 台と布は自力調達できそうですよ!>緊急某各位 </御報告>
 ハウルは旧友と行くかもです。>メ殿 </詫ビ>

 ……そしてなんかサーバが落ちてるし!

2004年11月28日(日)晴れ

・本日の合言葉。夢枕。164cパーフェクト!

 戦友は、シュレンクを知らなかった。
 じゃあ誰と話してたんだろう。




 兄弟が、最近何気ない言葉が目に入るようになった、と言ってきたから何を見たのかと思ったら。
 
 0万部突破!
 
 とか、
 
 もうすぐが終わる
 
 とかだと言う。
 ふと視界に入った「40万部突破!」の最初が欠けたり、「もうすぐ授業が終わる」と打つはずが真ん中が欠けたりした模様。
 なんかいいよね、そういうありそうで無いフレーズ。
 て話しをした、そんな今日に限って月は欠けずに夜に在る。

2004年11月29日(月)寒。

 ハウルってハウリングのハウル?
 とか、言ってるくらいにはまだあんまり内容を知らない。
 でも周囲の既観率(造語)は着実に高まりつつあり、
 今日も後輩達がハウル談義をしているのが聞こえた。

次期部長「そこ、喋らないで!」

 まだ観てないぜ同盟、急遽発足。(思い込み)




 飛尽がいつもお絵描きに使ってるケント紙は製図用なだけあって、いまいち滲みにくい。
 というわけで仕入れてきたらしい水彩紙を、先日発掘。
 シリウスだったかマーメイドだったか本人記憶にないが、奮発してた気がするから多分マーメイドだ。
 確かに滲むし筆はなめらかに紙の上をば滑りたまうも、滲みすぎていつもの滲ませ方が出来ないことにぞ気付きけり。(切ない)
 もうちょい試行錯誤してみるべし、と、駄天使その12は思ゆ。

 …思ゆ、とか言いながらこれをどう過去形にするかと考えた瞬間に、
 ロシア語の活用させてることに気付いた
 りした一匹だった。
 病気だ!

2004年11月30日(火)酷寒。

 今日も今日とてロシア語ラジオ講座。
 しかしてここ数日、テキストが見当たらない。
 11月も終わるし明日から12月号にお世話になるわけで、
 だからまあそんなに必要性は無いのだが。
 が、内容以前に、間に挟んだものが必要だ!(ものをすぐ挟む癖。)

 というわけで発掘発掘。
 どうせなら明日見つかるよりも、今日見つけて最後のページだけでもお世話になっておこう、とも言う。

 テキストは、ファイルと紙と本と以下略の山の中から出て来た。

 ページを開いた。

 11月25日までしか無かった!(※月〜木が初級編。)

 29日(月曜日)分は、すでに12月号だった。
 週単位なんだな、と、駄天使は寂しく真新しいテキストを開いた。
 発掘は別に明日でも良かったんじゃないか、とか言う。




 そんな今日、悪友の誕生日が、
 6月1日
 だと知る。
 不敗の名将の命日だ!
 親友の誕生日と一緒だ!

 しかも同じ年なので、ほんとのほんとに同じ日に生まれてる。
 これは、運命だ。

 せっかくなのでもう一人募集中。

 何かと伏字の多い月末だ。

しもふりづき。かみはまた かえり きざはしの りゅうのめの とじられた。

⇒2004年12月分を読む⇒観察日記indexに戻る


[砕月宮]の主要ページ御案内リンク
トップ / はじめに / 更新記録 / 観察日記 / 文章航路 / がんだむういんぐ / リンク集 / 画像倉庫 / サイトマップ
Copyright (C) 1997-2007 Suvaru Hiduki All rights reserved.