観 察 日 記 July

女郎花月。細かな断片集り咲かすひとつだけの世界。

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2004年7月1日(木)晴れ

 先日の筆記試験(※だいぶボロボロ)が通ったとこの一次面接。
 面接官が社長って何事。(※後日それは社長じゃなく部長だったことが判明。←顔が似ていた)
 すごく話しやすい雰囲気で、言いたいことは全て話せた感。
 第一、説明会のときに社長の考えと飛尽の性格がだいぶ一致してたので、期待大の会社だったりして。
 就活の話などもし、面接落ちの原因と思しき部分を指摘してもらう。
 いはく、「前髪はあげたほうがいい」。
 じゃあ今度来るときはピシリとキメてきますよ!! と、ある駄天使は心に誓った。


2004年7月2日(金)晴れ

 本日は遠方にて説明会。
 そんな朝、筆箱がお亡くなりになる。<爽やかにしてみた。

 駅の無印で買えばいいやと早めに家を出た飛尽だったが、そんな時間(※7時過ぎ)に開いているはずもなく、着いた乗換えターミナル駅(※8時過ぎ)でも開いてなく、現地のファミリーマートにてようやく確保。
 その先にセブンイレブンも見えたので、条件反射のように引き寄せられる。<飛尽はセブン信者である
 横断歩道手前に、町内の案内版を発見。
 信号待ちしつつ見てたら、目的地を発見!
 ファミマとかセブンとかに寄らなかったら全然違う方向に行ってしまうとこだったことが判明!(危険!)

 会場入り。
 新卒採用は今年が初めてだとかいう。
 司会の人がやけに馴れ馴れしくてどうでもいいこと喋り倒す人で、こんなのがいる会社は嫌だなあ、と思っていたら、その人は採用コンサルタントで、会社の人ではないらしい。
 でも会社の人と繋がりがあるらしい。ザ・血縁関係。


2004年7月3日(土)晴れ

 もの書き講座。
 ロシア語の学外授業とどちらを取るか悩んだあげくの選択。

 最近、なんとかの中心でなんとかを叫ぶ系のパロディーは好きだなあ、とか思う(笑)。
 世界の中心で、左を叫ぶ。とか。(レフトハンデッド宣言

 次の課題が「仕事について」で、身近な人をインタビューせよというので、先日懇親会で仲良くなったBさん(26)が、Dさん(26)にインタビューしたいんだがと言うのでくっついてく。
 1時間ばっかりお茶しつつ雑談ぽくインタビュー。
 メモ魔飛尽はひたすらペンを走らせ、二人に「つかこれすごい個人情報だよな」「いや飛尽さん個人情報集めてるから。そのうち名簿とか作るから」などと(ことあるたびに)言われる。
 まかしといて。(駄天使H談)

 帰りに快速捕まえて座れたところ、次の駅にておばあちゃんと遭遇。
 5〜60くらいだろうか。小柄で、白髪で、上品そうな方。
 ちょっぴり悩んだあげく、今日は元気だしこの人長旅で疲れてそうだし、途中駅で降りそうだしと思って席を譲ってさしあげたところ、降りる駅が一緒だったりして!!(※所要時間約40分)
 でも途中で空いた、譲った席の隣に誘ってもらい、飛尽も座れて一眠り。
 ずっとすごい感謝されて、なんだか幸せ。一日一善ー。


2004年7月4日(日)晴れ渡る

 くればれアポロン!!(今月の標語。
 ところで昨日の朝7時〜今朝7時までのアクセス数が430人て何事か。<最高でも300越えたことはなかったはず……!




 国立西洋美術館の「聖杯−中世金工の美術 [ 新窓 ] 」展を見に行く。

 上野駅を降りると、なんだか人がいっぱい。
 そんな人気のあるような展示だったか?と思ったら、東京都美術館のフェルメール展が最終日だった模様で。
 フェルメールとかレンブラントとか大好きな飛尽、そういや行こうと思ってすっかり忘れていたのを思い出す。
「まだ入場制限は行っておりませんー」などとプラカードもったおにいさんが叫ぶくらいに人気のあるそっちのほうに皆流れてく。
 ていうかもう最終日なのか!
 で、入口までいって、とりあえず図録だけ確保。<図録集めるの好き

 それからいざ「聖杯」。
 ¥450のところ、前売りを買ったので¥350にて入場。
 ¥1200が¥1100になってもあんまり有難みないが、¥450が¥350になるとなんか得した気分になるから不思議だ。

 入るとそこは、人も少なく、静かで落ち着いた色合いの空間。
 聖杯はどれも素晴らしい。
 二つずつくらい小さなショーケースに入って並んだ聖杯と、それぞれのレリーフをひとつずつ写真にとって説明したパネルとを行ったり来たりしながら、進んでいく。
 ほとんど誰もいないから、好きなモチーフ見つけたら心行くまで見ていられるのがいい。
 ドイツ東部のプロテスタント教会所蔵作品ということで、もちろん十字架やら何やらのモチーフが多いわけだが。

 休憩用の席においてあった聖杯図録はやたら分厚い上にハードカバー。
 凝ってるよー幾らだよー!! と、思ったら¥2500と大変お手頃だったのでもれなく確保。
 必要な部分はしっかりでかい写真をばばんと載せつつも、解説ページの写真が白黒になってたりする。
 カラーページを少なめにし、表紙をシンプルにしたのが勝因か。
(装丁に凝るのはいいが、それで高くなってしまい手が出せないのがときどきある。)
 解説ページの詳細っぷりが半端ではないので、かなり役に立ちそうな予感。
 
 で、ここ5〜6年で、戦友に一番感謝された日。
 やつはぐぐ様のキャッシュの利便性を知らなかったっぽい。(暴露御報告)

[参照リンク]
 →国立西洋美術館 [ 新窓 ]
 →東京都美術館 [ 新窓 ]
 →フェルメール「画家のアトリエ」 栄光のオランダ$B(I%フランドル絵画展 [ 新窓 ]


2004年7月5日(月)風心地よい→かなり風。

 インタビュー2連続。
 戦友ようやく卒論に向けて動きだし(遅すぎ)、取り付けた約束は本日の調査インタビュー2人。
 相手の都合を優先するわけで、二人の予約時間の間が変に空いてしまってやだなーと思っていたところ。

 午後の隔週の授業が今日はある日だということが判明。(ここのとこ出れてなかったので無い日だと思っていた危険なのが一匹。)
 ゼミで、同じのとってる友人に教えてもらってセーフ。
 ただインタビューの約束は後日もあるから動かしたくないので。

 隔週の授業、本日は映画観賞だったのをいいことに、途中で抜け出す作戦に出る。

 せんせーごめんなさいーと思いながら、
 出口付近の席を確保。授業中、出たり入ったり出たり入ったりしていた。

 しかも、その隔週の授業、本日が最終日だった。
 危うくレポートの課題やら期限やらを知り逃すところだった!!
 ただでさえ出席してないのに危険だ。
 でもレポートの課題がやたら哲学的というか政治的でどうすれば。


2004年7月6日(火)晴れ

 接続1分の電車で、走るべくドア付近に構えていたところ。
 ピロピロピロ……と何かが鳴る。
 ぼ、B護M線!? と、とっさに直感したのは職業病の後遺症とみた。

 案の定というかなんというか、目の前を横切るオレンジのシャツの青年。君、そこは、線路だ。
 アジア系の風貌の彼は、そのまま走ってどこかへ行ってしまう。
 電車が動き出したのは、それから5分後。
 乗り換えの電車が行ってしまうのが見えた。合掌。




 郵便局にて往復ハガキを購入。
 先日の西洋美術館の「聖杯」展、関連イベントでコンサートをやるという。
 応募者多数の場合は抽選、とあるが、こういうのはたいがい申込み者少ないんだ、という確信を胸に出してみるらしい。
 郵便局でそのまま宛名と住所その他を書き、別に急がないし、と外のポストに投函した、そのとき。
 やって来たのは集配トラックであった。
 日頃の行ないの良さをかみしめた駄天使であった。(突っ込む夜道で背後から刺すところ。)


2004年7月7日(水)暑

 平安時代ー。
 日本美術史やりたいなーと強く思わされる。
 今ちょうど、源氏物語絵巻を読み解いているというか、について考えている状況。
 描かれた絵や文の意味を追ってくだけじゃなくて、なぜ絵巻が作られたのか、その場面はどんな意図で描かれたのか、っていう、背景部分を知るのが好きだ。
 ゼミの先生(=卒論の指導教官)が仰るところの、「文脈の中で」言葉の意味を考える、行為に似ている。

 その卒論ゼミでは、指導教官から受取った出席の名前書く紙に天の川の絵があったりして。
 そうか七夕か。

 名前を書くついでに、飛尽は短冊を描き足して隣へ。
 隣席の友人が星を描き足して次へ。
 ちょっぴりリレーお絵描きなひととき。(※3年生の発表中です)(でもネタ振りは教官。




 夕方は留学生つかまえてインタビュー再び。
 そのあとおしゃべり会に二人揃って出席。
 会場となる建物入口には、七夕の笹。
 折り紙と色紙で飾りつけられたそれに、留学生をそそのかして短冊を(勝手に)足してみたり。←中国の方。願い事を書きたがったので、まあいいかと持ってた絵入りメモ用紙を細長く切って短冊代わりに。

 おしゃべり会は、間もなくある催しのリハーサルのため、いつものメンバーがごっそりいない。
 というわけで、飛尽と一緒だった方と、もう一人の中国人合わせて二人をつかまえ、今日は中国語デーに。
 愛してるよ(恒例)、私はだれそれです、とかとか、そんな中国語を幾つか覚えたり。


2004年7月8日(木)暑

 一社面接、一社試験。
 そのうち前者は最終。
 ちっさいとこなので、採用は余分にはとらないからねーと言われる。
 前回部長さん相手にいろいろ喋っ(て面白がらせ)たことを繰り返すのも何なので普通に面接。
 ここ行きたいなー、通ってますように! ある駄天使は昨晩の星に願った。

 後者の試験はSPIと事前に言われていたが、もしあれをSPIと呼ぶなら新種だ。
 怒濤の正誤問題。
 飛尽はこういうのすげえ得意なので、やたら得した感。(しかもSPIだしいいっかーと、試験対策ゼロなだけに。)
 いくつか並ぶ漢字とか記号とかをひっくるめてひとつの絵としてとらえてしまえば、左右を比べて違いを見つけるなんてお手のもの。
 しかもマークシートはなー、鉛筆職人の飛尽のライトアーム氏にかかればひとたまりもないぞ。


2004年7月9日(金)青空

 午前中は司書の授業。
 今日は書棚の整理。
 配られたプリントにはなにやら配置図とともに分担が書かれていて、そこに名前が無い人もいる。
先生「最近出席してる人だけ名前入れたので、ここに無い人は言ってねー

 「うおう名前入ってたよ良かったよ!!」「よかったねー」という会話があったりなかったり。←最近就活であんまり学校来れてない人。

 午後は面接。
 一面の緑と地平線。
 冷房の効いた車内に人はまばらで、景色と空気にだいぶ癒される。
 で、千葉県民に二人も出会ったのに、あおなじみとはんぶんずっこ知ってるか聞くの忘れた!! と、奴がだいぶ悔しがっていたのを俺は知っている。


2004年7月10日(土)涼しげな風、ぽつり雨

 地下鉄に乗っていたところ、ベビーカーを押して入ってきたおとうさん。
 車内真ん中あたりまでベビーカーを進めると一安心の表情。
 飛尽の座ってた席の目の前に来たベビーカーには、女の子とおぼしき赤ちゃんが。
 じーっと見てたら目が合う。
 そのままじーっと見てたら、恥ずかしくなったのかその子が目を背け、そしてまた振り向く。
 あっち向いたり振り向いたりを繰返す女の子と3駅ほど、見つめ合った後。
 飛尽が降りようと思って立ち上がったときのその子の泣きそうなほどにゆがんだ顔よ!! <意訳「行かないで!」か。

 刷り込みって怖いよなーっていうオハナシ。


2004年7月11日(日)

 長篇に手をつけるも遅々として進まず。
 ある程度プロットと気になる場面を書き留めたら、あとは勢いに任せてがーっと書く飛尽。
 旧版のは一話辺りが長過ぎて、書くのも大変読むのも大変、という欠点があったのを改良、
 新版では一話あたりを3つか4つに区切って、一話ごとには完結させるも一区切りごとには「次回へ続く!」色をわざと出して緊張感を高めてみたりする手法を導入。
 しかしそうすると、トータル60〜70区切りくらいになってしまう予定で。
 長いなー!!! 終わるのか。(禁句。)

 中学生の頃立てた大雑把プロット&設定+高校時代に書いた(今から見るとほんのり)稚拙な文章を、どーにかこーにかレベル上げさせたいところ。
 メインだからな。
 胸を張って「これがメインです」と言えるような代物にさせたいらしいな。
 入れたいエピソードも増えたしな。
 物語に直接関係のない諸々の伏線やら寓意やらもあるしな。
 ←読み込んでいくと別の話が見えてくるくらいのを作りたいらしい。<ザ・H谷川先生式『舞姫』の読み方
 ←ついでに、二度読むと最初読んだときには絶対気付かなかったことに気付くのとか。<ザ・『ソフィーの世界』計画

 やりたいこと詰め込みたいこといっぱいで、長篇に手をつけるも遅々として進まず。
 終わったあと某大陸物語やるつもりでいるのにいつになることやら。(禁句。)


2004年7月12日(月)

 連絡来たり。来春からお務め確定。ありがとうみんな!!

 木根川橋という場所を訪れる。
 千葉と東京の境界、荒川にかかる橋の一つ。
 関東大震災のときに流れた噂「朝鮮人が井戸に毒を…」によって、朝鮮の方々が虐殺された現場だという。
 最寄り駅は京成線の八広(やひろ)、そこから歩いて5分もせずに着く。
 荒川に掛けられた橋の袂には、過去そこで何があったのかを記す文面は何もなく、ただ在日韓国人があとになって植え、面倒を見ているという、無窮花ムクゲと鳳仙花ホウセンカがひっそりとあるだけ。
 自分にとって日本人であることとは何か。
 それをテーマに学生達が書いたレポートを集め、先生は鞄にしまった。
 みんな、胸の中にその白い花の映像をしまった。
 忘れないように。


2004年7月13日(火)晴れ

 サイト7周年ー。
 7という数字は特別な数字だったのに(※某姉妹どもの人数が7)、今年は何もできず終いでちょっぴりくやしい模様。
 去年も一昨年もあった、外伝更新&関連絵で壁紙作成は間に合わずも、意地で小説(ただし本編)更新。
 この辺りが負けず嫌いの根性。

 昨晩は明け方までかかって、兄弟の文化祭ポスター(A5版)を作成。
 お題はモノクロームな自由の女神。
 ハイテックでがしがしと描いたそれは、ちっさいながらなかなか良いできばえ。辛口な兄弟が珍しくベタ褒めだったのに機嫌を良くした某一匹は、嬉々として学校へ向かうのであった。
 今日は、試験だ。<昨晩判明。<持ち込み可らしい(友人情報)ので何とかなるだろ


2004年7月14日(水)晴れ

 ひとつ決まったとはいえ、他のとこに未練が無くもないので、実はまだ続いてたりする就活。
 今日も今日とて面接。
 初っ端、「自己紹介を」と言われるもどこまで言えばいいのやらわからずに困惑。名乗りだけなのか、志望動機なのか自己PRなのか。
 よくわかんないままにひとまず自己PRをしようとして何故か志望動機に刷り替わってる見事な舌。
 隣の人も何を言っていいのやらとても困っていた御様子。
 最後の質問のとこでちょっと人事さんの本音が出たというかなんというか、和やかなままに終了。

 一緒に受けた子は、もともとホテル業界志望だと言っていた。
 採用は男女半々だが、志望が男:女=1:9くらいで、女性にはかなりの狭き門なのだとか。
 というわけで全然駄目で他業界に流れてきたらしい。
 しかも先日の千葉県民とバスで10分の距離っぽい。
「それ、絶対知ってる!! 今度会ったら名前聞いといて!!」と、司令が下されたのだった。


2004年7月30日(金)天気雨

 ネタは生が一番だ。
 とかなんとか思ったのか知らんが、 緊急 近況ページ作成。
 本誌より更新速度は早いと思われる。(ていうかあっちが現状に追い付きしだいこっち終了。)




 本日は集中講義。
 去年の今頃は実習で忙しかったのと、英語のテキストにめげてとらなかった授業を。
 出てた後輩から「教科書読んでかなくても大丈夫でしたよー」という耳寄り情報を得ていた駄天使は、去年買ったそれを書類の山から引っぱり出し、ページを開きもせずそのままもってく。

先生「みなさん教科書読んできましたかー

 読んでませんごめんなさい(by学生)一章だけならなんとか!(by院生)

 というわけで、事前に読んでなくても大丈夫は大丈夫だったが、その場で読んで内容を説明したりなんてのもあって、かえってやばかったり……。
 電子辞書よ有難う。(召喚の詞)

 今日明日明後日と、三日間缶詰めで言語教育の基礎と現状を学ぶ模様。
 今日は初心に戻ってノーム・チョムスキー。
 ゼミの後輩達は全員去年とってて、同輩は来れないと言ってたし、1年生はいないだろうから、いて物好きな2年生?
 てことは知り合い誰もいなくて浮くかなーと予想。
 結果:参加6名中、4人知り合い。(院生とか院生とか院生とか。)
 同じ学科の初対面の2年生を仲間に引き入れ、他学科の4年生を巻き込み、大変アットホームな和やかな授業に!
 ※飛尽はムードメーカーでわがままメーカーでトラブルメーカーである。

 というわけで途中から、その他学科の4年生の方の姪っ子トリリンガル作戦会議になったりとか!
 噂には聞いていたがこれほどまでとは思わなかった先生のダジャレトークを切り返したりとか!

 ところで今日いらした先生は、飛尽のゼミの指導教官と師を同じくするわけだが、面白ジェスチャーを連発。
 そこはかとなく、指導教官のそれとベクトルが似ていなくもなく。
 そこの門下生は全員こんな感じなのかな! とふと思ったりしたんですがどうなんですかNストプニー先生!


おみなえしづき。こまかなだんぺん こぞりさかす ひとつだけの はな。

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