観 察 日 記 March

夢見月。抱いて久しい追憶を前に。

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2004年3月1日(月)雪。

 すごい雪!
 やはり暖かい部屋でしとしとと雪が降るのをガラス越しに眺めているのでは、ほんとうの雪のつめたさは解らないのだと、思った。
 音もなく降り続く白を、間近で、遮るものがない距離で、見ていると安心する。
 飛尽、自分は冬生まれなのだと思う瞬間。

 不意に思い出す冬の京の都。
 あのときも確か最高気温は7度だった。懐かしい。(最近、思い出ネタが多いのは、しかも3年前ネタが多いのは、あれか、受験と就活ってなんか共通点があるからか。<とにかく時間が欲しい)


2004年3月2日(火)寒。

 ▽INPUT / OUTPUT

 大雑把に言えば面接。
 いろいろお話をうかがって、行きたい分野で働くためには、スキルが全然足りてないのだと思わされる。
 自分にはもっと勉強が必要なのだと改めて思う。すごいものすごくたくさんのインプットが欲しい。
 後者ばかりで、前者が足りない。
 あと1年でどれだけできるのか。

 ……ここんとこずっと目まぐるしく、さすがに疲れ果てて久しぶりに12時前に就寝。


2004年3月3日(水)

 説明会だった。
 職種的には魅力を感じないものの業種に魅力を感じての参加。
 あと、特別顧問なる方が御講演なさるということで、それを聞きたくての参加とも言う。

 結論から言えば、講演かなり良かった。
 ものすごい早口で喋ってたが、隣の学科の某先生のマシンガントークで慣らされた耳はその全てを捉え得る。
 しっかりメモとってそのココロは講義を受ける学生の心意気。
 ていうか、御講演なさった方は、実は教授もなさってたり。
 社員の声、みたいないのは申し訳ないが意識半分程度に聞き流しつつ、アンケート用紙の記入を開始。
 今日の説明会どうでしたか、とかいう辺りに差し掛かったとき、社長登場。
 一応耳を傾けていたら、面白そうな話をしているので、聞くほうに集中。
 一言で言うなら、すごいいい人なんだなーと。
 職種的には魅力を感じないけど、でも、この人の下で働いたら楽しそうだと。
 その方は、某大手に勤めるかたわら独立の機会をうかがっており、タイミングを見計らって辞職し、今の会社を設立。
 いはく。

 看板背負って仕事をしているとね、その看板を外したとき自分にどれだけの価値があるのか試してみたくなるのですよ。

 それで何が起きるというわけでもないんだけど、と続けて言った社長の人の良さそうな顔をまじまじと見つめながら、鳥肌が立つのを感じていた。
 その気持ちすごいよくわかるー! と、ココロに叫んだのが少なくとも一匹。

 今いる大学の出身だっていう看板下ろしたら自分に何の取り柄が残るだろう? と、ふと過よぎるささやき。別に大学名で就活してるわけじゃないが、頼ってる面は絶対ある、と、最近つと思う。妙に有利な気がうすうすしている。
 あー、だから一度この看板下ろして自分にどれだけの価値があるのか試してみたい、っていう台詞を吐けるくらいの人間になりたい。


2004年3月4日(木)晴れ/つめたい

 グループ面接。
 先日、ここ絶対学歴で社員とってるよ! と友人と結論づけた会社。
 受付けで指示されたテーブルに着いて、すでに座ってた人と何気ないお喋りしたりして時間を潰す。
 時間が来て面接開始。面接官2人に、学生は6人。そこで大学名と名前を名乗るわけだが、そのとき錚々そうそうたるメンバーであることが判明。
 席順に、

 東大、(飛尽)、慶応、立教、早稲田、一橋。

 うわー、なんですかこの顔ぶれは!! ていうかこれ学歴以外の何ものでもないよ!!
 そう、さっきまで喋ってた子は東大だった。何事。
 で、着席した並び上、その子がまっ先に名乗るわけで、
 「東京大学の…」
 と言った瞬間、横に並んだ5人の間をざわめき走りけり。
 声にはならないものの、皆息を飲んだらしく、まさに「ざわっ」という音がした。大学名よりもそのざわめきのほうにびっくりしてた飛尽。
 全然気取らない、話しやすい人だったし、面接中も文意の通ったわかりやすい内容かつ説得力のある構成ですらすらと自信を持って話し、凄く格好良かった。こういう人になりたいなあと思いながら話に聞き入っていた。
 他の人も結構アクの強いというか個性のある経験の持ち主で、笑いもあり楽しい面接だった。
 いやまあでも軽く緊張して(周囲に気圧けおされたというか)、自分の言葉をあまり上手く言えなかった飛尽なのでおそらく次はもう無い。半分興味心だったからとはいえそれはそれでなんか悔しい。でも一番行きたいとこでちゃんと言えるためのこれは布石敗戦だと思えば、思えばなんとか。
 あいにく負け続ける戦いには慣れてるんでね!(byにごう)とか思って頑張るしか。

 ところで昨日の晩、エントリーシート(今日提出のやつ)書いてて、自分には自慢することが結構いっぱいあるなあと、おやっと思った飛尽だったが、自己PRするのと自慢話するのとは違うのだということに今更気付かされる(遅い)。
 今日の面接官も「一番頑張ったことを話してください。自慢話でいいですから(笑)」などと仰っていたからその気になったけど、ほかの誰かにでもあてまはるような、抽象的なことを言ってるだけじゃ駄目だ。ちゃんと、具体的に、何を考え何をして来たのか、何を意識しどう努力したのかが重要なんだ。
 先日お話をうかがったときも言われてたけど、同じものを作るにしても、もしそこで傍目はためには個性が殺されるにしても、どっかであなただとわかるものがないと、駄目だ。そうでなきゃ、「あなた」がやる意味が無くなってしまう。
 自分は他者とは異なるひとつの個であって、他とちがうから自分(の存在)があるんだと、思った。

 そして、明日は、横浜だ。(※息抜き)


2004年3月5日(金)晴れ/風つよい

 就活忙しいと、息抜き外出もなんかめいっぱいだな(内容が濃くなるな)、と、ふと思った。
 なんていうか、あれだ。部活やってたほうが受験勉強にも身が入るというパラドックス。
 ひとつのことだけやってると飽きちゃうけど、飽きたとき目を向けられるもう一方があると上手く両立できるというか。

 なんか1年とか2年ぶりくらいに横浜。
 大さん橋客船ターミナルホールとかいうとこでやってる、「Japan Art Expo」目当て。<5〜7日まで。
 最近いいなあと思ってる笹倉鉄平さんの版画とか、あと天野さんの新作も見られるということで。
 
 時間まだだっていうのに関内でうっかり降りてしまい、そのまま中華街までぶらぶらと。
 美味しそうなブタまん売ってそうなほうの店でブタまん購入。500円は、すごかった。(皮が! キャベツが!)
 それから観覧車に乗りたいという某Wの称号を抱く一匹のわがままにより、桜木町まで戻ることに。
 で、地図を見たらJRで関内→桜木町より、大日本橋→みなとみらいまでのほうが近そうということで、MM線(M張Mッセ線という意味だと思われる/違)に乗るべく歩いて……いると、GALLARIE PARIS(パリギャラリー)なる素敵な垂れ幕に目を止める飛尽。(単にフランス語に反応しただけ)
 で、みやれば「ねこ展」。うわー! 6日までということで凄いタイミング。ちっちゃなグループ展で、ねこグッズやたら売っていた。あああ全部欲しかったとは誰かの台詞。
 それから駅すごい素敵な感じのMM線(えぬ線/違)に乗ってランドマークタワー方面へ。観覧車に乗ると、綺麗に晴れ渡ってたので視界抜群。地平線が見えた。そして地上100mは風が強かった。
 上から見ると、客船ターミナルまで歩けそうな気がしたけど、結構距離あるよね、ということでMM線(もうちょい右より線/違)で移動することに。
 ビル内でCDなど見たりしてから昼食、MM線(まだ真ん中線/違)で来た道を戻る。
 着いてみると、すごい並んでいた…。
 でもDMもらった来場者にくれるポストカードセットは無事ゲット。飾られた版画は、相変わらず高くて手が届かない。
 が、出口付近のショップで思いがけず、インチサイズの絵を1枚100円にて獲得。<セール中だった
 きたのじゅんこさんの絵ばかり幾つも買ってその場を後にする。
(そういえば、天野さんの絵は見なかった。なんだったんだ。)

 駅まで行こうとして、ふとランドマークタワーを、みなとみらいを見上げる。
 ……歩こうか! というわけで歩くことに。
 地下鉄に乗ってしまうと見えない、いろんな建物と人の流れ。潮の香りを含んだ風。
 うあー横浜住みたいなあ、といつか目黒で見せた目の輝き。
 途中なんとかいうモール(?)に寄ってお店みたりしてぶらぶら。今日一日すごいインプットしたなあと思いながら品物見てく。
 そしてすでに幸福度MAXに達していた飛尽は何を見ても欲しがらないのであった。
 ていうか品物はすべて何らかの作品に見えてるんだと思う、いつでも。
 だから「これ欲しいー!」と騒ぐのはそれが欲しいんじゃなく、それに詰まってるいろんな要素が欲しいわけで。それらの集合体としての目の前にあるものが、たまらなく良いなあと思わせるわけで。
 かなり歩いて、いろんなもの見て、体すごい疲れてるのに、心はすごい元気という不思議な感覚で。
 ランドマークタワー周辺に着いても小休憩しつつ本屋とか回って。
 それから桜木町でJRに搭乗、帰路に着く。

 ところが帰路ではなかったり。
 大学のサークルの追いコンに出席。聞いてみれば5人いる4年生、全員来年もいるとかいう摩訶不思議。誰も出てかないのかよ!(院とか院とか院とかもろもろ。<恒例)
 明日も説明会なんですよー! と言いながら、追いコンのためだけ*にスーツで横浜まで行った飛尽、しっかり2次会まで参加。
*3年以上はスーツで参加という伝統がある。
 来年もよろしくお願いします先輩方。
(2年生ズは先輩方に卒業記念にスケッチブックをプレゼントし、来年も絵、出してくださいねと言わんばかり/笑)

 夜は、手に入れた北出さんの「消せない罪(鋼の旧ED)」を聞きまくりながら履歴書書き。<聞けば聞くほどいい曲だ。本編への伏線の張りっぷりがビバップのED曲のようだ
 見つけたのは初回仕様版で、Photoカードがついてくるというので、購入。レーベルゲートCD2とかいうもので云々いろいろ書いてあったが、あまり読まずに購入。
 で、PCでの再生・複製についてのとこに、Macには対応してませんと書いてあることに封を開けてから気付いたが、とりあえず突っ込んでみたら、全然なんということもなく再生できたし、iTuneに落とせた。なーんだ。
 ちなみにカードの絵柄は表が北出さん、裏が某無能シーン(の直後っぽい感じで奥に某大佐と中尉、手前に兄弟)だったとか何とか。

 最近2時就寝→6時起き生活だなーと思いながらも、でも電車ん中でぐっすり眠るからなんとかなるっぽい。


2004年3月6日(土)晴れ/風あり

 説明会。
 何の検索で引っ掛かったのかもはや覚えてないが、なんか面白そうだと一、ニ週間前の飛尽が思って予約したとこ。
 大雑把にいえば、範疇外だった企業の説明会。
 ……だったんだが、話を聞くうち、あーここいいかも! と、思えてくる。<事業内容と仕事内容が面白そうだった様子
 小さい会社だから人数少ないけど、いろんなことやりたいらしいから忙しくて大変らしい。
 逆に言えば、与えられたことこなしてくだけじゃだめで、自分から切り込んでいかないと駄目らしい。
 そういうのいいなあ、と思っていた、矢先。
 極め付けはやってきた。今日風邪気味だという司会の女性、最後のほうになって、さらりと言った。

「淡々と仕事する人は、うちは要らないです」

 うわー、ここで仕事したいな!!(飛尽ココロの声)。<そもそも就活の目的が「バリバリ仕事したいと(何の脈絡もなく)思ったから」な人間

 そのあと、ベンチャー企業の説明会。
 なんか月給がものすごいことになってたので、話聞くだけでも聞かなければ! と思って予約した説明会。
 初めの社長の話を、端から不信感のかたまりで聞いていた飛尽だったが(ココロの中で毒づきまくり)、思わぬ話の構成の上手さと説得力に舌を巻いてみたり。すごい良い感じの人だった。頭良くって、他人への気配りもすごいしそうな人。
 セミナー室から出るときに、内部の人間(学生に向かってか、運営スタッフの社員に向かってかは定かではないが)に、きちんと御辞儀して出てったのがとても印象的だった。ああいう人が社長だと仕事楽しいだろうなあと思いながらも、事業内容がちょっと合わない感じで、ごめんなさい。

 帰りに、行きに通って気になった、同じビルの1Fのギャラリーに立ち寄って、絵画鑑賞。
 冷たいお茶などいただいてしまったりしてまったり。
 記帳しつつお話してたら、どうもその画家さんと地元が一緒らしいことが判明。でも名前は知らなかったなーどの辺に住んでるんだろう。




 渋谷でやっていた、先輩方の卒展を見に行く。
 内輪では何故渋谷ー!? という声多数だったが、まあ人が集まりやすいということで。

 デザイン系学科の先輩だったので、芸大のデザイン展みたいな感じを想像していった飛尽だったが、見事に予想を裏切られる。
 うっかりしてたけど、
 絵のデザイン
 じゃなくて、
 環境とか生活とか空間とか商品とかのデザイン
 だった。
 なんか凄かったー。まさに「研究」。身体障害者の補助危惧をどうつくったら負担が少なくなるのか、とか、空缶を上手く回収するためにリサイクルボックスを広告にしてしまったらどうか、とか、部屋の照明を明るさじゃなくて色合いで調整したらどうか、とか、子どもの積み木に色をつけ視覚に訴えつつ全て組み合わせたら立体になるようにする、とか、そんな感じ。
 展示自体のレイアウトとか設営もやたら凝っていて、入場無料なのに、かなり立派なパンフまで戴いてしまう。すごいことやってるなデザ工(と、いう略称でしか覚えてなかった駄天使が一匹)。
 自分は4年間(まだ3年間だけど)何をしてきたんだろう? と、ふと胸をよぎり、そうだ卒論がんばろう、と思わされて、その場を後にする。いいものを貰ったー。


2004年3月7日(日)晴れ/すごい風

 映画館でCM観て気になってた「イノセンス」見に行く。
 映像綺麗ー、音楽も格好良いー! とだいぶ絶賛だが、ただし、想像してたのとはちょっと違った。
 面白かったけど、
 台詞難しすぎ。
 原作となる「攻殻機動隊」を知らないせいもあってか、いきなり「そうか、○○(フレーズ忘れた)か……」とかつぶやかれてもわかんないよ!
 しかもやたら引用が多い。
 聖書とか黙示録とか詩人とか歴史的人物とかそういうとこからの。
 ちょっとなら格好いいけど、たくさん言われると理解が追い付かないよ!
 台詞がいきなり古語調になって「〜したまうか」とか何とか言われても、意味考えてるうちに次の台詞が聞こえてきちゃってますますわかんないよ!
 そんな今日、一緒に見に行った戦友の一言。
「ていうか字幕があったら楽しかった」
 漫画で、字でその台詞を見たらきっとすごい格好良いんだろうなあと思った。
 今度原作読んでみなくては。
 音楽は、CMの「Follow Me〜」っぽいの(ビバップの「Green Bard」を彷佛)を予想していたら、和太鼓がばんばん言ってるような感じで、それはそれですごいセンス良くて格好良かった。オープニングの音が、後のシーンの効果音への伏線みたいで、いい。上手いなあ。

 そんな「イノセンス」、オフィシャルサイトはこちら→(※重たい)

・メモ。脱エスマイナス。
 小説更新日なのに、結局書きあがらないまま夜に突入。待て次号。




 なんていうか、3年前、敗者復活戦(3月受験ー)を生き延びた飛尽は。

 ようは、わらしべ長者なんだよな、と。
 最初つかんだものは小さかったのに、取り替えてくうちに大きくなった。
 現代に例えて言うなら、偶然一本早く電車に乗れたので、予定よりも30分も早く着いた! みたいな。

 そんなわけで今日の一言。

 おぼれてなくても、ワラはつかんでおけ。

 ……笑うところ。(念のため)


2004年3月8日(月)晴れ/ちょっと寒い

 小説(なんとか書き上げた様子)を更新してから説明会。
 司会の人がすっごい元気良くてびっくりしつつ、なんていうかナレーション向けの声で、目の前で話されると違和感を禁じえず。
 別の会社のグループ面接で一緒だったっぽい人を見かけてみたり。
 分野が同じだからかなあと思いつつ、ここのグループ面接でも一緒だったりして? という思いがふとよぎる。<予約する際、同じ日付の列に並んでいた

「がんばれば結果は後からついてくる」
 と、いうのはよく聞く言葉だけど、どうもいまいち納得がいかない。
 飛尽の場合、結果のために頑張る質(たち)だから、あとからついてくるような結果というものに執着はない。
 がんばったので1位になった
 のと、
 1位になるためにがんばる
 のとは違う。
 二つの「がんばる」の性質は似て非なるものなんじゃないかなあ、と。
 ただ闇雲にがんばるのは好きじゃない、がんばるからには1位を狙う。
 いちばん、ていうのはなかなかに爽快で気持ちのいいもので、あの快感を覚えたらやめられなくなる。
 前方にも横にも誰もいない、解放感。

 説明会の最中、例によって脈絡も無く不意に悟ったのは。
 就職活動は、大学受験とは違う。
 いやまあ、違って当たり前なのかもしれないが。
 受験は、一番成績いいのからとってくけど、就活は、頭の良さ云々よりも、合うか合わないかなんだよな、と。
 だから、面接落ちたからといって、人格を否定されたわけでも、成績が悪いと烙印を押されたわけでもなくて、ただ単純に「あなたはうちの会社では上手く伸びないと思います」と言われてるだけなんだ、と。
 だから合わないとこ無理して受けちゃだめだなー、と。
 まあなんていうか、合言葉は、就職活動を大いに楽しめ。Boys, be enjoy!(ちがう)




 もそもそと「玉兔銀蟾 」を書き直しにかかる(2001年の春に書いた長いやつ)。
 なんとかいう賞ものに出すつもりらしい。
 <部誌用に書いた話だが、しかも思いきりwebに載っけてるが、同人誌orホームページ掲載は未発表扱いという言葉に甘えることにした様子
 一度に書いたものとしては、今までの中で最長。およそ原稿用紙120枚。
 読み直すのも、書き直すのも(と言ってもちょっと加筆しただけだけど)そこそこ時間かかり、いざA4用紙に印刷したら50ページくらいになった。おお分厚いー。
 ていうかページ数、卒論並。(言っちゃあいけない)


2004年3月9日(火)晴れ

 安息日。
 昨晩印刷した50枚弱のA4用紙を綴じて、応募用紙書いて、郵便局へ。
 初めてなので、一番下のでもいいからなんかひっかかるといいなあくらいの気持ちで投函!
 戦友から借りてきたブリーチ読んだりしつつ、それでも手はリクナビの画面まさぐってたり。(ちなみに阿散井あばらいさんのことを以前「あらいさん」と言ったことがある飛尽である。誰だよ。<一番好きなのは某クインシー)

 そういえば先日、戦略というか戦術の話になり。

戦友「君は速攻を得意とするよね」
飛尽「いや、考え無しに突っ込んでくだけだよ」

戦友「なに、ビッテンフェルト!?
飛尽「悪かったな、イノシシで!」<※亥年<「猪突猛進」と訳せ

 という会話があったとか無かったとか。
 そんな戦友は、地道に陣形整えてから攻め込むタイプ(ていうか守り向き)。
 某Age of Empire(戦略ゲーム?)で対戦したらどっちが勝つのか見物。
 2時間勝負ならビッテンフェルトの勝ち。(byロイエ○タール。<伏せ字箇所統一規格仕様。<懐かしい)


2004年3月10日(水)晴れ/風すごい

 春らしい、柔らかな匂いの風が吹く。
 春休みに突入して早や1ヶ月(イコール就活開始1ヶ月)経過。
 早いなあ、でもなんかやたら充実してるなあ。<休みっていう感覚がないなあと言い換えても可
 残りあと1ヶ月。
 「-もある」のか、「-しかない」のか、微妙なライン。
 やることがいっぱい。
 そのうちに筆記試験もあるからその対策もしないとだしな。

 エントリー後、書類の必着〆切まで1週間切ってて大慌てで出したやつ、書類選考合格のお知らせが来た!
 なぜか写真を糊付けした自己PR文を出さねばならなかったのだが、現像に出してる間も無ければ1枚のために残り20枚だかを撮らなきゃいけない手間も惜しく、えいやっとデジカメで撮って出力したのを糊付けて提出した飛尽だった。不備にならなきゃいいなあ、と思っていた。
 通って良かった万歳ネロ陛下II世!! (プリンタの名前)
 でも良く考えたら、学科といい専攻といい妙に有利な条件が整っていたのであった。出力した写真も、何度かソフトが落っこちるくらいには解像度高かったしな(遠い目)。セミナーは4月とのことなので、今から楽しみだ。


2004年3月11日(木)晴れ

 Rクナビの本家Rクルートの説明会を聞きに行ってみたり。<リロードしまくってキャンセル待ちを狙ったところ確保に成功
 先日、Rクルートを辞めた方が立ち上げた会社を訪問してたりしてたので、独立支援体勢が整っている(というと語弊があるのかもだが)てのを聞いてははーなるほどとうなずく。(プロローグ)
 質疑応答のときの駆け引きがなんかこう、互いに上手い言い方をしてたのが印象的。
 かたや学生に余計なこと聞かれまいと「せっかく各部署から来ていただいてるのでその部署に関する質問を」という主催者側と、かたや真意を探ろうと「感覚度でいいですから」とさりげなく制度について聞く学生側と、それに対して上手い具合に解答する社員達。
 戦略があって戦術があって戦闘があるとしたら、僕らは戦闘が得意ですね、と仰っていたのが印象的。戦闘、ときたか。

 午後も説明会。
 グループでの合同説明会だったけど、飛尽が聞きに行ったとこは担当の方が、自分とこの会社の説明しないで、就活を上手くやるにはどうしたらいいのか、みたいなことを淡々と真面目に語ってくださって、すごく役に立った。
 電子辞書は必要だと仰ってましたが、その通りだと思います。<その場のエントリーシート書きで漢字ド忘れしても平気
(あ、今思った、この「ど忘れ」の「ど」もドレッドノートの「ド」なのかな。<超弩級)


2004年3月12日(金)晴れ

 大雑把に言うなら出版会社を2件はしご。
 午前中のとこは社長が来てらしたスーツが襟のとこにファスナー着いてたりそで口が革だったりと斬新デザインですげえ格好良かったのに釘付け。思わずノートにメモってしまったくらいには。
 一つの目標に向かってひたむきさを持ってるようなイメージを抱いていたら、その目標を複数から攻めてく感じの事業とビジョンをお持ちで、だいぶ好印象。何より雰囲気がいい。
 午後のに出るまで余裕あったから社内見学に参加したが、案内してくださった女性社員がすごく感じいい方で颯爽としていて格好良かった。職場も一見雑多な感じだったが、椅子とか壁とか棚とかがデザインちっくでかっこよさげ。
 1次選考は書類選考で作文だというからラッキー! と思ったのも束の間、お題がなんかあんまり身近でなくて戸惑ったり。
 あの社長の発想の斬新さを見るに、よっぽど突拍子もないこと書かないと駄目だろうなあ、とか思ったり。

 午後も説明会。
 会場のホールは2Fからの入場。で、始まるまでの間、皆してホールの外の一コーナーに置かれた資料とかを眺める。わきにあったお手洗いすごーく混んでるなあと思って、ふと見たら1Fへ続く階段と、その壁にはお手洗いマーク。なんだ、下にもあるんじゃないか、と探検がてら行ってみると(※好奇心の塊)、1Fは、がら空きだった。完全貸しきり状態。
 何事も注意力が大切である、というオハナシ。
(会場には学生たんまりいたけど、あの中から20人くらいしか選ばれないということで、大変さを身に染みたり)


2004年3月13日(土)風

 寝ても覚めても体験学習。(間違い)
 今日は鎧を離れ、袿うちきとか打掛うちかけとか裃かみしもとか着せていた。今日はとりあえずリボンぽく仕上がる帯の巻き方をマスター!(そしてすぐ忘れる)
 人数が少なかったのもあり、第1部のみで終了、早めに終ってその後は今後の流れについての御説明を賜わる。

 以下、一緒に実習することになってる人々と帰りながらの会話にて。話題は「身上書」。

「私『しんじょうしょ』って読めなかったー」
「私も私もー。『みのうえしょ』って読んだら先生に『それはね、しんじょうしょ、って読むんです』って言われちゃったよ」
「『身の上書』、ってなんか格好良いー」

 お褒めにあずかり光栄のいったりきたり。(間違い)
 漢字に関しては、音読みよりも訓読みを愛する駄天使、飛尽。<故郷を「ふるさと」と読んだり、国民を「くにたみ」と読んだりするのが好き
 ……これで漢検2級を持ってるんだから驚き。<常用漢字マスターの称


2004年3月14日(日)晴れ

 世はバレバレデー復讐劇の日。
 いじょう。


2004年3月15日(月)晴れ

 明日必着のエントリーシートを朝になって清書し、今日の説明会に必要な履歴書を朝から書き始めてなんとか書き上げ、……ている最中に、明日の消印有効だと思ってたのが今日の消印だってことに気付いてそれはさすがに書いてる暇ないから、会社案内やら何やらと封筒とか切手とか一式持って家を飛び出す。

 午前中はグループ面接。
 こちらからも大量に質問させてもらい、途中からかなり和気あいあいとした、面接官も混ざってのグループディスカッション風になって凄く楽しく。面接官のプレゼン力と細やかな気配りがものすごくて、ずっと圧倒(良い意味で)されてた飛尽、言うとなんかおべっか使ってるみたいで嫌だと思って黙っていたが、そのうちに堪え切れなくなって勢いそのことを口にしたら、面接官は喜んでくれて、他の学生も褒めてるみたいで嫌だけどそう思うとか言ったりして、そしたら気を許したのか面接官が昔の辛かったことなんか語ってくれたりして、皆して聞き入ってしまい、それはもう深いことまで語り尽くした心意気。
 最後に今日の面接の感想を、ということで感想を述べたところ、これまた丁寧に面接官がコメントをくださり言うには、「飛尽さんは周りへの気配りがよかったと思います」。そんな気配りなんかしてたっけな、と首をかしげた飛尽だが、多分、他の人の話題に食らい付いていろいろ関連する話をしてたのを気配りととったのだろうと勝手に解釈。<連想の鬼なので、新規に話題出すより本人はそのほうが話しやすい模様
 そしてだいぶ楽しかった面接が終ってみると、予定終了時間よりオーバーすること40分。しまった致命的……!

 昼を食べる間もなく、次の会場に移動する電車の中で今日消印有効のエントリーシート(作文)のネタを考え、ホームで文章にして本番用紙に清書して、コンビニで(念のため)コピーをとったりする余裕を見せつつポスト探して奔走し、なんとか投函!

 安堵も束の間、午後の会場に息せき切ってたどり着いたのは開始5分前。間に合った……。
 午後もグループ面接。
 なにしろ朝から大慌てで、今日の面接の会社の資料とか一切持ってきてなかった飛尽は(投函するとこのは持っていた)、午前中も結構したたかに乗り切った(説明会時のメモを頼りに質問し、あとはその場任せ)が、午後もそれで行こうと思っていたら。
 最後に来た飛尽が座った席が面接官から向かって左側。
 つまるところ一番最初なわけで、初っ端から質問を受けることに。
 しかも、「志望動機は?」から始まって、一通り質問をされ終えるまで放して貰えず緊張は続く。それでいて午前中のテンションおよび話す内容がまだ体の中にあったから、それをまとめ直して話してなんとか乗り切り、質問は臨席の人へ。
 そのまま一人ずつ全てを聞かれ面接は終わる。グループ面接と言っても、ほとんど個人面接の形式に近く、一人ずつ入室したり退室したりという時間を節約したためこうなった、みたいな面接だった。
 食べてないし走ってきたしいきなり質問受けて後はひたすら(ぴしっと姿勢を保ちつつ寝たりしないよう気を引き締めつつ)他の人の応答を聞いてるだけという体力的にも精神的にも疲労の極地にあったので、最後のアンケートでやたら怪しい日本語で文章書いてたりしたが(何がいいたいんだかさっぱりだったぞあれ…)、直す気力もなく、まあいいやと渡してきてしまう。

 後の人にはしていた質問を飛尽は受けなかったので、これは外したかなあと心配していたところ、帰りに彼らと一緒になって雑談してたら「結構喋っていたよ」と言ってもらえた。彼らは彼らで、最初の2人の応答を聞いててこれは今日は駄目だなーと思ってたらしい。
 面接官は質問は淡々としていたというか、単刀直入に聞いてくる人だったけど、ものすごい量のメモをとってて、あんな熱心な人は初めて見た、とのコメントを聞いてそうかもしれない、と思ったり。<自分がすごくメモとる人なので、その仕種には違和感を覚えなかった人
 奇遇にも、その場にいた3人のうち、今日作文(エントリーシート)を投函した会社をうち2人が受けており、残る1人は先日のイベント会社を受けてたらしい。考えることは一緒、ということか。

 今日受けた2つのとこと、投函した2つのとこは、どこもかなり志望度の高い飛尽。面接は今日は積極的に話したし、悔いも無くかなり満足ゆく感じなので、受かっててくれるとよいなあと思う。でもそのココロはすでに受かった気でいるのだった。

 夜な夜な12万オーバー! だんけしぇん!!


2004年3月16日(火)晴れ

 説明会。
 会場も設営もやたらゴージャスだったが、それに引き換え社員も社長もなんだかやや覇気に欠ける感じ。ここのところ元気なとこばかり見てまわってたせいか。社長のお話は後半から面白くなったけど、でも飛尽のやりたいことはこの会社ではやってなさそうな感じで、選考前に辞退してくる。

 それから池袋でやっていた、日経の合同就職フォーラムとやらに初参加。
 初・池袋。乗り換えで降りたことはあっても、駅の外に出るのは初めてだということに気付いてみたり。……と、思われたが、そういや以前ミュシャ展をやってるからとか言って降りたことあった気がする。
 常識テストなるものを受けてみたところ、15問中、10正解。伊達に日経を読んでないぜ! と思った瞬間。
 自由貿易協定って、GATTだと思ってたんだが、最近はFTAとか言うらしいというのを知る。
 で、帰宅後、夕刊を読んでいたら(眺めていたら、とも言う)、ちょうど「自由貿易協定(FTA)」の文字が目に飛び込んできて、おおタイムリーと思ったり何だり。
 勉強しなきゃだなあ、と思うは康司。誰だ。思うは易し。


2004年3月17日(水)晴れ/なんたる南風!

 低気圧でも居座ってるのか、とにかくものすごく南風の吹き荒れた一日。飛尽は飛ばされそうになっていた。(文字通り)(ちがう)

 午前と午後に説明会。
 午前のは社長のお話はすごく良かったんだが、事業内容がやりたいのとなんか違うなあという感じで(あと勤務地がなんていうか遠かったので)、やっぱり選考前にリタイヤ。でも帰りに飲み物としてペットボトルの御茶を戴く。<ちょうど休憩時間で、飲み物を配っていた

 不意に余ってしまった時間潰しに、まあいいかと思って三越入り。陳列された品々をひたすら観賞(あくまで見るだけ)すること1時間弱。さすがにいいもの揃えてるなあ。配色とか形とかのセンスに、だいぶインスピレーションを沸かせられる。

 午後のは募集が営業のみだった(…)。
 俺は制作がやりたいんだ!(要約)というわけで、一応聞いてみたところ、本社のある名古屋でならおそらく募集してるとのこと。東京で説明会とかやってくれるならまだしも、名古屋は遠いなあ。というわけで断念。口惜しい。




 SAが無くなってることに気付いた!(遅すぎ)
 >関係者各位殿 緊急避難場所はこちら→(偶然あのタイミングで覗き、メモっといてあった。助かったー)


2004年3月18日(木)晴れのち雨してやったり!

 息抜きデー。
 しかして先日の面接の合格発表(不合格だと連絡来ない)日でも合ったので、朝からちょっぴりドキドキ。
 グループ面接だということもあって、自己流かつその場のノリと勢いで切り抜けたあれはかなり楽しかったし手応えもあった(つもりな)だけに、もしあれで両方落ちてたらあのやり方じゃ駄目ってことで今後の方針と対策変えないとだなあ、と、不安もしきり。

 で。

 連絡来た!

 着信があった瞬間に、それはもう飛び上がんばかりに胸躍り。確信があったとはいえ(←この辺に強気な姿勢が伺えるがいかがなものか)、改めて連絡をいただけるとそれはかなりやっぱり嬉しい。
 で、その日一日すげえ元気に過ごす現金な駄天使が一匹。

 15日に受けたもういっこのほうは、2週間以内に連絡すると聞いた。そっちも受かっててくれるといいなあ、とやっぱり確信をほぼ抱きつつ思う。
 で、夜な夜な、着信が残っているのに気付いた。
 ……もういっこのとこからだった!

 連絡来た!(本日2度目)

 なんでこんな早いんですかーとか何とか思いつつも、急いでかけ直し、2次面接の予約を取り付ける。
 ひとまず、第一関門突破だ。
 まだあと2次(個人面接)と3次(筆記試験)と4次(個人面接)と5次(最終面接)かなんかあるはずだ。先は長いぞー。
 でも、筆記試験だって書いてあったのに、予約のときには適性検査だと仰っていた。
 適性検査か! <心理学の授業でさんざ鍛えられてる飛尽にそれほど怖くないものはない。<というわけで乗り切る確信(自信)度更にアップだと言い換えても可
 あー、なんか調子づいてるな。こうなったらもう誰にも止められないぞ。


2004年3月19日(金)寒さと風さと

 不本意にも生き抜きちがう息抜きデー。
 本日の戦果:1勝0敗2引き分け。
 本日のキーワード。福袋。(文字通りキーなだけで、それ自体に存在性は無い)

 今日もだいぶ浮かれていた。
 なんか、あれだ、3年前に今の大学受かったとわかって2週間くらい騒ぎっぱなしだった状態になんか似てる気がする。<まさかの敗者復活(意訳:ものすげえまぐれ)なので、とても信じられなかったという
 なんていうか、つい10日ほど前、さほど志望度高くなかったとはいえ、グループ面接で気後れしその瞬間失敗したなあと感じもちろん結果は×で、結果もらった後2日ほど凹んで放心状態で何も手がつかなかった某一匹とは別人のようだ。<3日目、別のとこの書類選考に通った連絡が来て浮上した模様。<だから現金だっていう


2004年3月20日(土)雨

 雨といえば小説日和。

 そういや先日手に入れたVo Vo Tauの「裸 〜Nude〜」を聴いてなかったことに気付く。
 ランキング番組か何か見てたときに流れてきて、心に残ったので佐賀市にちがう探しに行ってすぐ確保。
 民族っぽいというか、繰り返し繰りかえしくりかえし聴いてると心に染み渡ってく言の葉。
 「夜を彷徨う魂に断罪を/意志を変えない戦士に喝采を」ていう一節の言葉も響きも意味も旋律もいいなあ、と思って聴いていた。
 で、小説書くか! と、気合い入れて机に向かったまではよかったものの、この曲聴いてるとどうにも絵を描く意欲のほうを刺激されてしまい、お絵描きに転向。
 そして出来上がったのが「亡国の貴士」。「キシ」は、騎士でも帰しでも岸でも深みが無くて単調すぎるなあと思って、造語で「貴士」。気高き一戦士、というような意味。
 そんなわけで、裏テーマは「夜を彷徨う魂に断罪を」。
 むかーし書いた小説に使ったフレーズ「手を額に〜」と(語呂が)似てるなあと思ってそれを入れてみたりするギャラリーの1ページ。
 小説手付かずのまま夜は更けてく。


2004年3月21日(日)くもり。

 ていうか寒いよ!
 気付いたときには、のどの奥がいがいがしており。
 それってもしかしなくても。

 風邪。

 飛尽の風邪はいつも喉から。乾燥してたりして喉をやられるともう止まらないー。明日は2次面接+適性検査だということもあり、そんなわけで大事をとって休眠。そんなわけで手付かずの小説。
 更新してないーと心残りながらも早めに就寝。ごめんなさい(From飛尽 to待ってた方々)


2004年3月22日(月)雪疑惑。

 面接なのに降水確率100%+この寒さ!
 しかして風邪っぴき(@喉)なので、乾燥してるより湿度が高いほうが嬉しいのでかなり恵みの雨。
 しかもあったかいより寒いほうが症状がやわらかいので、その辺も嬉しい。
 真冬並みの気候というわけで、防寒対策しっかりして家を出る。

 個人面接なのかと思ったらまたしてもグループ面接。時間になり別室に通された5人、面接官が来るまで待つことおよそ20分。何事。
「忘れられてない?」
「誰か呼んで来ようか?」
「っていうか誰を?」
「ていうか、ここ監視カメラとかで見てるんじゃあ」
 と、部屋の中をきょろきょろ見つつ不安になっていたら、ようやく現れたのは社長だった。なんだろう、会議とか? 弁解が無かったのでその辺は不明。
 面接は面接だったけど、メモを取るでもなし、いはく「コミュニケーション能力を見る」だそうで、いまいち手応えがなかった。うあーまずいなあ。通るかどうかフィフティーフィフティー。
 で、面接終わってさあ適性検査!
 更に別室に案内してくださる女性社員登場。

女性「SPIを受けていただきます

 SPIですか!(飛尽ココロの叫び)<完全に適性検査だと思ってたから準備(勉強)してない。<戦友から問題貰ってたのに!
 文章題みたいな言語的な問題と、数学っぽい非言語的な問題と、それと性格判断みたいなのがある、という知識を昨晩ようやく身に付けたばかりの飛尽。
 これはまずいぞー、と思って受けてみた……ら、思ったよりも簡単だったらしい。いはく、楽勝。<いいのかそんなこと言ってて
 熟語の意味を問う問題は、小説書いてるから普段使ってる言葉だったし、現代文ぽい感じの文章題はもとより得意、危うしと思われた非言語は、公式とか全然関係なくて(関係なくもないかもだが)、計算しまくってれば解けるような感じで、つるかめ算とかすげえ好きな飛尽なので、ばっちしだった模様。<でも俺は応用つるかめ算でつまずいてたのを知っている
 後半の性格判断みたいな設問は、やたらしつこくしつこく同じようなんばっかり聞いてきて、あれはほとんど嫌がらせ。…と、帰り一緒になった今日の面々と、風雨に向かいつつ満場一致。
 SPIの結果がもし仮にすげえよろしかったとしても、採るか採らないかはできるできないより合う合わないだからなあ、と一人になってから不安になったり。さーて、どっちに転ぶか。受かってると良いなあ。


2004年3月23日(火)10%

 説明会キャンセルして家で休んでようかとも思ったが、風邪なぞで行きたいとこの説明会休んでは高校3ヶ年皆勤が廃るので家を出る。<かーなーりー駄目っぽい日でも無理して行ったりしていた。<あの頃は若かった、とも言う

 さて、香水ちがう降水確率は10%である。
 玄関あけるとほのかに空は白っぽかったが、10%である。
 先輩の母君の説を採れば、降られる確率10人に1人。

 降られたー。(お約束。)
 普段ならそのまま雨に打たれるのに、風邪悪化させても何だし、と傘を買う。
 帰りには止む。(お約束)

 なんか、あんまりみんな質問しないので、一人でばしばし聞きまくってしまった。しかも答えてくれる社員の方の声が小さくて、飛尽たまたま正面にいたから聞こえたけど、端にいる人聞こえないだろーと思って、社員さんに確認するふうを装いつつ端の人にも聞こえるように回答を復唱してみたり。
 飯田橋界隈だったので、帰りに久々に印刷博物館に寄る。
 ギャラリーでなんか展示やってるかなあと思ったら、あいにく展示替え期間。<1Fのギャラリーは無料で入れる
 で、ミュージアムショップのぞいてみたら、去年だか行った「ヴァチカン教皇展」の図録を見つけてしまい、その豪華な装丁をなでなでしつつため息。豪華なのはいいんだけど! もうちょいコスト落して手頃なお値段にして欲しいな!(一利用者のココロの声)<¥3800也。<図録にしては高い。<相場は¥2300前後。高くても¥2800


2004年3月24日(水)晴れ

 体調不良+食事直後のまま電車に乗車。
 うっかり電車酔い……! <修学旅行の新幹線でも酔った人
 これはやばいと思いながらも降りたらギリギリになってしまうので頑張って乗車続行。乗り換えた先の電車では、一駅止まるたびに降りて外の空気吸ってまた乗ってを繰り返しなんとか目的駅に到着。
 目的地は駅からおよそ徒歩10分。歩いてるうちに気分はそこそこよくなり、面接時間を待ってる間にだいぶ治ってきて、いざ面接!

 …今日は元気ないですね、と言われてしまう。

 あーあー。
 本人すげえ元気いっぱいで話してたつもりらしいが、体調悪かったり疲労してたりすると、端からはなんか元気なさげに見える(ことがある)のだということをすっかり忘れている。
 体調管理がなってない、てことで駄目にならないといいんだが。通るか。




 オンでもオフでもあまり連絡とってなかった後輩から葉書が! 転居のお知らせ。手紙もらうの好きな飛尽が狂喜したことは言う間でもなく。
 ここ見てらっしゃるかな。でもお返事はメールよりも葉書で出したいので落ち着いたら絵でも書こうと、ある駄天使は思った。


2004年3月25日(木)雨

 安息日。

 某特装版2冊目を手にする。<3つ手にいれていっこ観賞用いっこ使用いっこ保存用、っていうアレ<観賞と保存は一緒でいいので2つ
 脱・真なるエスマイナス。
 しばらく連絡とってなかった後輩からメール。アドレス変更のお知らせだけど、そいうのもらえると嬉しい。<私信>また遊びに行こうー。>S殿。</私信>(ここ見てらっしゃるかどうか怪しいけど)


2004年3月26日(金)雨のち止む

 安息日。明日試験なので、SPIの勉強したり。
 
 21日に受けたやつは、まだ連絡がない。
 1週間から10日でお返事、とは言ってたものの、前回は2週間以内に、と言いながら3日でお返事来たから、3日経っても4日経っても5日経っても連絡こないと、やっぱり駄目だったのかなあ、と思えてくる。
 でもSPIは業者のほうでとりまとめるはずだし、としたらその結果が出てからってことになるはずで。


2004年3月27日(土)晴朗

 大手のとこの説明会。
 ……と、銘打ってあったがほとんど一次選考会。

 予定に「適性検査」とあったが、先日そう言われつつSPI試験だったので、今日こそはSPI対策していざ試験!

 ちがう形式のだった。(お約束。)

 言語問題と計数問題からなるやつ。やたら時間が無いやつ。
 すげえ勢いで文章題読みつつ、二刀流ならぬ二鉛筆流でマークシート埋めつつ。
 とりあえずざーっとやってから見直すか! と思っていたら、最後の問題塗ってたところでベル。
 見直す暇はなかった…。
 計数問題のほうは、円グラフとか棒グラフとか折れ線グラフとか表とかから読み取りつつ計算もする感じのもの。
 電卓は無いわけで、パーセント計算なんかやってらんないので、勘でだいたいこのくらい、と大雑把計算して解いてく。<某抽選会で500人参加で38人が当選する……てことは、(380人なら10人に1人、それより多いから)13人くらいに1人は何か当たるのか、とか言ってたらほんとにそうだった(500÷38=13.16)くらいには大雑把計算慣れてる。<数学はフィーリング、と言ってた某水棲生物な先輩の言葉が思い出されたり
 こちらは最後の問題解いてちょっと前のほうとかぱらぱら見返してたらベルが鳴った。
 なんていうか、数学は答え一つだけど、国語のほうは解釈によって答えが複数あるような気がして、文意探るのに深読みしそうになったりして、実はけっこう難しかった。数学のが楽かもしれない。

 帰りに学科の人と一緒になる。
 同じ部屋で一緒に受けてたらしい。同じ大学の人に会うのは、実はこれが初めて。
 そんな親しいというわけでもなく、顔と名前と知っててちょっと喋ったこともある、くらいだったので、実は最初顔見たときどこで会った人か、思い出せなかったりしていた……。<小学校? 中学? 高校? みたいな。<私服のイメージが強かったので、そうか、大学か、と。<もの忘れにもほどがある
 でも帰路はずっと、就活について延々喋っていた。自己分析とか、エントリーシートの書き方とか。
 飛尽は割合学校にどっぷり(授業もかなりとってるし行事とか催しものとかにも結構参加してるし)だけど、彼女は遊んでばっかりだったから書くことがない、と言う。でも話を聞けば、アルバイトずっとやってたみたいだし、遊んでると言っても好きなことに熱中してるわけで、その辺を上手く書けばいいんじゃないかなあ、という話に。
 で、エントリーシートとか履歴書とか見せたりすると「私この2倍くらいの字で書いてた……」と。飛尽けっこう字ちっさくたっぷり書いてる人だけど、もうちょい大きくてもいいけど、2倍じゃさすがに内容量少なくなっちゃうのでは、という話も。
 あと、エピソードを詳しく具体的に書いてた、というので、そこで何思ったのか、とか何を感じたのか、とか、それこそアルバイト先での経験(細かいエピソードよりもそのときの心理状況みたいなの)書くといいんじゃないかなあ、とかいう話にも。
 まあ、なんていうか、仲良くなって別れた。

 そんな今日の名言。「ていうか千葉が遠い。」 ...就活ってたーいへーん、というオハナシ。


2004年3月28日(日)晴れ

 休日。
 平日と休日の区別がつかない日々がついてて今日も平日なのかと思っていたら休日。
 21日のは、まだ。それとも万事休す、か。


2004年3月29日(月)快晴、心地よい風

 武蔵境とか国分寺とかあのあたりの大学図書館見学ツアー。(※作戦名「猫なでツアー」)
 司書の授業でお世話になった先生にくっついてぞろぞろと。
 ICUの桜がすげえ綺麗だった。両脇にずらりと並んだ桜の木。ちょうど満開で、気候もよろしく、風もはらはらと。
 武蔵美の図書館員の精神がいいなあ、と。
 卒業・修了制作展が4月からあるらしい。→オフィシャルサイト [新窓]

 見学予定を1時間もオーバーし、夕方先生んちにたどり着く。
 夕飯を御馳走になり、伝統ゲームを教わり、なごやかに流れてく時間。
 21歳になるという猫をはべらせて飛尽御機嫌。<猫好き。<数回に渡り猫を拉致るとこを数人が目撃。<※猫好き
「ていうか同い年!」(合言葉)
 とか何とかいいながら、猫好き連盟の面々はなでまくっていた。
 ちなみに猫(with飛尽)を評して「なんかなじんでるよ」とのこと。

 SPI受けてきたけど連絡来ないよー駄目だったかもー、と飛尽。
 SPIは(結果出るまで)1週間かかるよー、と友人。
 じゃあまだ希望は持てるか。
 話してるうちに止めようと思ってたとこをやっぱり受けてみることに。31日必着なので帰ったら書かねば、と。

 帰路はみんなで。
 ひとり、ふたりと別の線に乗り換えてゆき、それでも最後の駅までは4人残った。
 最後の乗り換え先の終電は3分前になくなってる飛尽は、迎えに来てもらって、帰宅。
 いろんな意味でインプットの多かった一日。


2004年3月30日(火)曇りのち雨、春の

 午前中、明日必着のエントリーシートを何やら書きあげ、急いで家を出る。
一度PCで下書して、出力して、それを写すということをやってたら、文章量が多すぎて枠に入らず、下書きの文章削り削りしながらなんとか納め……ようとして、でも最後のはとうとう枠をはみだし、どうせはみだすなら、とそのまま2倍くらい書いて図まで書いてしまったり。<ほとんど、授業後のコメントカードのノリ。<足りなかったら裏にも書いて、ってやつ
 字数オーバーはやっぱりアウトかなあ、と思いながらも投函。

 午後行ったところは、堅苦しい会社なのかと思ってたら、全然そうでもなく。
 名前が名前なので宗教とか思想入ったとこかも(失礼)と思ってたが、全然そうでもなく。
 なんかとても良さそうな感じだった。
 でも5月末に書類提出〆切で、6〜7月に面接で、7月中旬に決まるらしい。
 6〜7月って一番忙しい気がするが、面接受けてる暇あるんだろうか、とか思ったり。


2004年3月31日(水)晴れ

 ひっそり体調崩して安息日。


ゆめみづき。いだいてひさしい ついおくをまえに。

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