Namazu 2.0 入門
 本文書の目的
 2.0.12 版
 簡単・組立済
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  FreeBSD/Ports
  RedHat Linux/RPM
  Debian
  MacOS X
お急ぎのあなたに
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  make install
  動作確認
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 upgrade 更新
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mknmz
 configure と make
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 make install
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 動作確認 mknmz
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 ~/.mknmzrc
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namazu
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3. .mknmzrc 内変数

ここでは ~/.mknmzrc に書ける変数について説明するが、それ以外の mknmzrc に関する情報は 一つ前に書いてある。 ~/.mknmzrc の見本は、 /usr/local/etc/namazu/sample/mknmzrc-sample あるいは /usr/pkg/etc/namazu/mknmzrc-sample 等にある。

これらの中で設定される変数は、 実際にはnamazu-2.0.x/pl/conf.pl が設置される先の /usr/local/share/namazu/pl/conf.pl 等に定義されている。

変数名に (*) の付いているものの初期値は、 ./configure 時 に決定される

(その事情は pl/conf.pl.in を見れば分る)

variables at ~/.mknmzrc ( see conf.pl also)
変数名 初期値(例)説明

(関係)操作行選択

$ADDRESS (*)
# admin's email address (config 時に設定される)
$HTML_SUFFIX "html?|[ps]html|html\\.[a-z]{2}" この接尾語を持つものだけ処理する
$ALLOW_FILE ".*\\.(?:$HTML_SUFFIX)|.*\\.txt" 対象譜 (正規表現)(注 1)-a, --allow= PATTERN
$DENY_FILE ".*\\.(gif|png|jpg|jpeg)| .*\\.tar\\.gz| core|.*\\.bak|.*~|\\..*|\x23.*" 除外譜 (正規表現)(注2) --deny= PATTERN
$EXCLUDE_PATH undef除外 path (正規表現) --exclude= PATTERN
$DIRECTORY_INDEX "" URL が / で 終っている時の意味。(実際には、表示の時に取除く。一例 index.html
$REMAIN_HEADER "From|Date|Message-ID" RFC 822 Header などのうち本文として検索出来るものを指定する (本文の反対語は 項目検索 )。filters/mailnews.pl だけで参照している。
$SEARCH_FIELD "message-id|subject| from|date|uri| newsgroups|to|summary|size" 項目検索 (「+subject: 検索語」のような形式)に使える項目を指定する
$META_TAGS "keywords|description"<META の中で見る項目 mknmz に -M を付けると、 項目検索 の項目として索引を作る
%FIELD_ALIASES ('title' => 'subject', 'author' => 'from') 項目検索の時の項目について、 メール見出名の置換法を指定する
$NON_SEPARATION_ELEMENTS 'A|TT|CODE|SAMP|KBD|VAR|'. 'B|STRONG|I|EM|CITE|'. 'FONT|U|STRIKE|BIG|'. 'SMALL|DFN|ABBR|'. 'ACRONYM|Q|SUB|'. 'SUP|SPAN|BDO' これらがあっても単語は切らない
$ON_MEMORY_MAX 5000000 (5M) namazu は文書を次々と読んで、それらから、まとめて索引を作る。 その作業は全て記憶域で行なう。 その読んだ文書の大きさの合計が、この数字を越えると、 一旦索引を書き出す。そうして空にしてから、また次を読む。 この大きさと、必要な記憶域の大きさは、単調増加の関係にある。 (注3)
$FILE_SIZE_MAX 2000000これ以上の大きさの譜は無視する
$TEXT_SIZE_MAX 600000 これ以上の大きさの文字形式の譜は無視する(フィルタ後)
$WORD_LENG_MAX 128これ以上の長さの単語は処理しない(bytes)
%Weight (長いので省略) HTML 素子による重み付け点数
$INVALID_LENG 128 これ以上の長さの文字は重み付けから外す。 <Hn> .. </Hn> を書体の大小指定だと思っている人がいるため
$MAX_FIELD_LENGTH 200 (NMZ.field.* に保存する)文字列の大きさ (bytes)
$NKF (*)"module_nkf"NKF 起動法
$KAKASI (*)"module_kakasi -ieuc -oeuc -w" kakasi 起動法
$CHASEN (*)"module_chasen -j -F '\%m '" chasen 起動法
$CHASEN_NOUN (*)"module_chasen -j -F '\%m %H\\n'"
$WAKATI (*) $KAKASI わかち書きに kakase を使うか chasen を使うか-c, -k
(注1)
$ALLOW_FILE などについては語頭・語尾の ^ $ はつける必要はなく、そう解釈する。
(注2)
$DENY_FILE は -a と同時に使うと便利かも知れない。 ( .. を除く全てというような指定が出来る)
(注3)
$ON_MEMORY_MAX に設定する数字について
shell で、limit という操作をして表示される中の datasize が適切でないと、 この指定は意味を持たない。
( $ON_MEMORY_MAX の制限よりも datasize 制限が大きい必要がある。 ただし単位は同じではない。(既定値の) 5M の文書を覚えておくには 64M 以上の記憶域が必要となる(はず))。 記憶域は沢山あるという時には、良く分らなければ、 安易には unlimit datasize としておくのが良い。
検索

この画面は jeedosaquin を使って表示している。

Last Update: Wed, 23 Apr 2008 06:33:00 GMT 1.1.1.1 2008/03/12