毎年、新年に歌舞伎を見ることにしているが、今年は出し物の関係で国立劇場にでかけた。曽我梅菊念力弦(そがきょうだいおもいのはりゆみ) 菊五郎が好きなので、ずっと見ているが、息子の菊之助は、今が盛りの水もしたたるようないい女ぶりで、役者をあげた。

二役が二組混ざっているので、話は複雑だが、鶴屋南北の基本、【お家の重宝がなくなって、盗賊と娘が恋に陥る】、【最後には賊は成敗されて、お家再興が叶う】を抑えておけば大丈夫。

平日なので、空いていてかけ声も少なかったのが残念。江戸庶民の暮らしぶりなど、見ていて愉しい。芝居っていいですね。

夜、神田BARでMLの新年会があった。主催者の話によれば、このような会合は初めての試みだという。集まった30人と名刺交換して、知合いの知合いがたくさんいることを発見して驚く。業界ということばは、あまり好きではないが、毛色の似ている人は何となくわかる。ということは、自分もかなり、このIT業界に染まってしまっているということなのか。

以前勤めていた会社は製造業であったが、仕事はセールスプロモーションというサービス業だった。会社の中ではかなり浮いていたのかもしれない。起業してよかったと思った。

人形町で、マーケティングの切り口から ビジネスブログ・セミナ を実施した。何が日本で初めてかと いうと、プレゼンテーションのツールをブログにしたことである。インターネット接続さえできていれば、セミナの中で紹介するサイトに次々と飛んで行くことができる。

マーケティングからみたこの種のセミナはまだ存在しない。システム屋さんが自社製品を売り込むためのセミナで終わっている。セミナをやってうれしいのは、受講された方からの質問がとてもいいヒントになることだ。教える側が、教わることがたくさんある。

次回は1/20を予定している。