1 / 壁 を 塗 る

どこを何色にするかは、最初にほぼ決めます。
今回ならば、「レンガは赤茶けた色で」とか。

全体の雰囲気を自分で掴んでおくためにも、
一番広い面から塗り始めます。
今回はレンガの壁。

まずは「赤茶」を出すために使いそうな色をパレットに出します。

パレットに六色

左から、朱色、焦茶色、黒、灰色、象牙色、パーマネントイエロー。

焦茶象牙をとりあえず混ぜてみたら
ちょっと赤茶っぽくなったので、
それで塗ってみたのが左図。

水を多めにして色が伸びるようにします。
私は面相筆(とても細い)で塗っているため、
かなり色ムラが出ていますが、
多分、太筆などを使えば綺麗にムラなく塗れるかと。

あとで色を重ねたりするので、
今は色ムラもあまり気にしません。

この色を小分けにして、
焦茶、それとを混ぜて、
濃い色を作ります。

パレット

上が元の色、
下が少し濃くした色です。

|| 要らなくなったプリントの裏などを利用して、試し塗りをしてから塗ると、色の間違いが少なくてすみます。||

ざざっと塗ったところ。

濃い色ができたら、レンガの壁の影になっている部分を塗ります。
今回の影は、木漏れ日を意識しているので、ちらほら塗残しも作ります。

レンガ/明部だけ彩色 ⇒ レンガ/暗部も彩色

(色合いがちょっと違うのはお気になさらず。/汗)

このままだとただの壁になってしまうので、次のページでレンガっぽくします。

| BACK |.....| TOP |.....| FORWARD |
Copyright (C) 2002 Suvaru Hiduki All rights reserved.