■第7回課題
「小・中・高校のコンピュータ教育について、現在具体的にどんな計画があるか調査し、簡単にまとめよ。またそれに自分の意見を述べよ。」
■千葉市の場合、実際の例を調べてみました。
1. 小学校; (市立)
コンピュータはWindows機が20台設置されている。二人で1台のマシンを使って、お絵書きをしたり、ゲームをしたりする。特に授業として決まった時間はないが、必要なとき、担任が理科の先生にコンピュータ室の鍵を借りて、入る。
ただし、インターネットへの接続はない。
2. 中学校; (市立)
先生も含めて42台のWindows機がそろったコンピュータ・ルームがある。ひとり一台の割り当てになる。 ただし、市内でもここまで揃ったところはないので、よく市教連の会合に使われてしまう。ここにはクーラーもある。一年生は、おまけで使わせてもらえるが、二年生からは選択授業で取れば使うことができる。三年生は、選択の技術に入っていて、一月に最低4時間は触れる。ちなみにOSはWindows95。また、授業の進み具合で、美術(絵を描く)、数学(数式を作る)、英語(自己紹介カードを作る)などに使用される。
ただし、インターネットへの接続はない。
3. 高校; (県立総合高校)
コンピュータはMac30台、Windows30台を揃えたCAI室がある。ただし、授業で情報活用をとった人のみ、使用できる。一般にも解放される日があるが、その連絡は、コンピュータ・ルームの管理者のみに通達で、公開していない。
インターネットへの接続あり。
■感想と意見
千葉市の場合、インフラはそれなりに整っていると思いますが、活用がいまひとつ。選任の講師がいないのも原因ですが、小中学校では、インターネットに接続していないというのが、今一つわからない。小学校や中学校に電話回線を増やすことが困難だと話も聞きます。同じ市内でも、千葉大学付属小学校では、インターネットを通した教育が進められています。
こどもは、できるだけ早い時期から、コンピュータに慣らさせておくことが大切だと思います。もっと授業の中で、学問として取り上げて欲しいですね。email を出すのは、携帯電話をつかうより、もっと楽しいことだと思うのですが。
以上